気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン ここ数年で「格差社会」という文字を目にしたり聞いたりする機会が多くなった。また、「勝ち組」や「負け組」、「下流社会」といったそれに付随する用語も何気なく普段の会話の中で出てくることが多い。 「格差社会」という言葉が、2006年の新語・流行語としてノミネートされたことからも分かるように、日本においても所得格差や資産格差といった経済的格差をはじめとした「格差」がいろいろな所で見られ、拡大傾向にあるようである。 しかしながら、格差があることは一概に不平等であるとは言い切れない。例えば、日本においては、職業選択の自由のもと、実力があれば大企業の社長にもなることは可能であるし、独立開業することも可能である。年齢制限はあるものの、手を挙げれば選挙にも出馬