はてなブログ10周年特別お題「好きな◯◯10選」 タイトルにもある通り、もう期間も過ぎてるんだけど、せっかく10個選んだので日記にしてみました。 好きな陶器とか茶道具だと、ちょっと範囲が広くて、私には追いきれないな……と思ったので、比較的に美術館等で見られる茶碗に限定しました。 また近代・現代作家さんもカバーしきれなかったので、前近代のものになります。 1 瀬戸黒茶碗「小原女」 turuta.jp 圧倒的な存在感で見る者を驚かせます。 初めて見た時の衝撃が忘れられません。この純粋に黒くて大きくて存在感を放ち続ける物質が、茶を飲むための道具として使われるという乖離が凄まじいなと思いました。 極めて物質的なようで、存在感はあれど違和感がないのが不思議で不思議で。きっと強さと存在感の中に、単なる無秩序ではなく形作られた物としての美しさがあるのでしょう。 また後の織部黒のような歪ませた作為性よりも