世界がこれからどんどん変わっていく。で、そんな世界でどう生きようか?ということを考えるための本である。なかなか読ませる本だったし、我が身を振り返っても、色々と考えるヒントをくれるいい本だと思った。 ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書) 梅田 望夫 筑摩書房 2007-11-06 売り上げランキング : 7760 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools 今回は、この本を読んで気になったことを書く。 まず、この本はどんな人に向けて書かれた本か。 世界が豊かになりモノが溢れ、先進国の「中の下」あるいは「下の上」よりも上の生活から「生存の危機」が現実的に消えた。 つまり、「生存の危機」が現実的に消えている人、あるいは当面は「生存の危機」が無い人向けの本なのである。この本を読むときはそれを認識しておいたほうがいい。「生存の危機」に脅えなくて済む生活が