タグ

ブックマーク / newswitch.jp (6)

  • 「税金の無駄」と言われたダムを一変させたマニアの一言と逆転力 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    全国169カ所のダム管理事務所はいつもと異なる賑わいを見せていた。2―5月のことだ。来訪者の目当ては「天皇陛下御在位30年記念事業」の一環として期間限定で無料配布した「ダムカード」。ダムの愛好家だけでなく一般の認知度も高いアイテムの期間限定品とあって求める人であふれた。各地のダム管理事務所からは「いつもの2―3倍の人が連日来訪した」や「想定以上の早さで配布が終了してしまった」という声が聞かれ、配布枚数は3ヶ月で約67万枚に上った。 この反響に特別な感慨を抱く人たちがいた。ダムカードの生みの親たちだ。ダムを愛するライターのふとした一言がダム行政を司る国土交通省の職員の耳に入り、ダムカードは半年足らずの製作期間を経て2007年7月に誕生した。ダムが税金の無駄使いの象徴のように扱われていた当時、急ピッチで作業した当事者たちはその後の12年間で680種類以上生まれ、ダムに好意的な関心を持つ人を増や

    「税金の無駄」と言われたダムを一変させたマニアの一言と逆転力 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
    kash06
    kash06 2019/08/18
    しかも印刷屋さんまでダムサイトのファンだったから、喜んで手配してた例も知ってる(今や色んなダム事業者がダムカード作ってるけど
  • ロスジェネ救済へ「給与資源の再配分」を今すぐ始めるべき理由 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    就職氷河期は企業が人件費の抑制を目的に新卒採用の枠を絞った。その結果、就職率は50%台まで落ち込んだ。非正規の職に就く人が増えるなど、就職氷河期世代の苦境の端緒となった。組織・人事コンサルタントであるベクトル(東京都港区)の秋山輝之副社長はこのときの企業の判断について「大局的な視点を欠いた」と指摘する。秋山副社長に企業の人事戦略について、就職氷河期の反省と今後のあるべき姿などを聞いた。 高卒の地方採用中止が混乱を招いた ―就職氷河期当時、企業の人事戦略にはどのような問題があったのでしょうか。 問題は大局的な視点を欠いたことに尽きる。特にバブル経済崩壊後に日人の人件費が高いということで(製造業などが工場を海外に作り)高卒の地方採用を中止させたことがこの世代を混乱させたと思う。その結果、大学生が増えた。一方、大卒の採用数は増えずにむしろ抑制されたことで大幅に就職率が落ち込んだ。企業は当時、大

    ロスジェネ救済へ「給与資源の再配分」を今すぐ始めるべき理由 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
    kash06
    kash06 2019/04/02
    企業の社会的責任への厳しいくらいの言及と、スキルがない状態での雇用を守るという案。その上で氷河期世代が60代以降になる前に、今度こそ対策をという提言。これは企業側へ少し厳しい話だが、必ず起こる問題。
  • ロスジェネの受難に見る「新卒一括採用」の功罪 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    就職意欲を持つ無業者や長期失業者が今も30万人以上いる「就職氷河期世代」の苦境の要因として、景気の波によって募集数が変動する「新卒一括採用」のデメリットが指摘される。若年者のキャリア形成などを研究する労働政策研究・研修機構の小杉礼子研究顧問に、新卒一括採用の功罪や今後の採用のあり方、氷河期世代の苦境の救済策などを聞いた。 ジョブ型雇用の一部導入で柔軟に ―就職氷河期世代を生んだ要因として、新卒一括採用のデメリットが指摘されます。採用市場における新卒一括採用の功罪についてどう見ていますか。 学校を卒業したまさにその時期だけを特別視する採用方法によって、1980年前後生まれの世代が割りをったのは間違いない。大量採用できる新卒一括採用は60年代に景気が急拡大し、労働力を定着させることが重要になった中で企業に根付いてきた。同期同士で長い競争期間があり、モチベーションが高めやすいといった要素もあっ

    ロスジェネの受難に見る「新卒一括採用」の功罪 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
    kash06
    kash06 2019/04/02
    しっかり功罪両面に触れている説明。経験や実績のない若者を雇う入口でありながら、タイミングのせいで抜け落ちたら理不尽に救済されない。ここでジョブ型を取り入れても経験ではねらるなら、資格訓練か…。
  • ロスジェネの苦境の処方箋「“非正規でも安心”が現実策」の根拠 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    大規模な就職難が社会問題になった「就職氷河期」は景気が低迷していただけでなく、サービス産業が急速に拡大するなど、社会構造が大きく変わる転換期だった。リクルートワークス研究所の豊田義博主幹研究員に、この社会構造の大転換が就職氷河期世代に与えた影響や、この世代の苦境からの救済策などを聞いた。 サービス産業の急拡大が主要因 ―就職氷河期世代は多くが非正規社員として働かざるを得ない状況になりました。この要因をどう分析していますか。 1990年代初頭にバブル経済が崩壊して景況が急速に落ち込んだため、正社員としての新卒採用数が大きく絞られたという現実があり、それは影響した。ただ、それ以上に「質的な変容」が起きたというのが一番の要因だと思う。 ―質的な変容とは何ですか。 サービス産業の急速な拡大に起因する非正規需要の拡大だ。これによりジャスト・イン・タイムの雇用が増えた。実際にサービス業の雇用ポートフォ

    ロスジェネの苦境の処方箋「“非正規でも安心”が現実策」の根拠 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
    kash06
    kash06 2019/03/18
    市場側が創出可能な雇用には限界がある、というベースの論だが、この無い袖は振れぬというのを出発点にするなら、生活水準に関わる補助が強烈に手厚くならないと結局誰も助からないのだが、そのつもりだろうか?
  • 「中年フリーター」がこのまま高齢化する日本の悲劇 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    超就職難の時代に社会へと出た「就職氷河期世代」は40歳前後の中年となった今も、長期失業者や就職希望の無業者が30万人を超え、男性の非正規雇用者比率は10%近い。氷河期世代について長く取材し、「中年フリーター」などの著書を持つジャーナリストの小林美希さんに、この世代の苦境の現状やその要因、救済策などを聞いた。 このままでは手遅れに ―就職氷河期に社会に出た学生の多くが非正規社員として働くことを余儀なくされました。それから20年ほどが経過し、彼らの就業状況は改善しているのでしょうか。 改善したとは言えず、むしろ自体は悪化していると感じている。2015年時点で35‐54歳のうち、既婚女性を含まない非正規は約270万人。同世代で扶養に入るための就業調整をしていない非正規の女性は約410万人いるという統計を踏まえると、(既婚女性を含めた)非正規は500万人を超えるかもしれない。この世代が若年層だった

    「中年フリーター」がこのまま高齢化する日本の悲劇 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
  • “2040年危機”招く「ロスジェネ」の苦境に救済策はあるか ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    平成不況のあおりを受けた「就職氷河期世代」の苦境が世代問題として顕在化してきた。40歳前後という働き盛りにもかかわらず、男性社員のうち非正規は10%近くを占め、給与額は前後の世代に比べて低い傾向にある。このまま年を重ねれば社会保障制度を圧迫しかねないリスクにもなり、行政に一層の対策を求める声が上がり始めた。氷河期世代の苦境を改善する手だてはあるのか。 就職氷河期世代:バブル経済崩壊後の超就職難だった93―05年頃に学校を卒業した世代を指す。正社員の就職先が少なく、非正規雇用などで職を転々とする人が多く出た。「ロスト・ジェネレーション(ロスジェネ)」とも呼ばれる。70年代前半に生まれた「団塊ジュニア」を含むため、総人口の約2割を占めている。 深刻な世代問題 「社会がつくった就職氷河期世代に処方箋を出していくことは大事ではないか」―。2018年6月の総務省会議室。高齢者人口がピークを迎える20

    “2040年危機”招く「ロスジェネ」の苦境に救済策はあるか ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
    kash06
    kash06 2019/03/18
    「企業はこの頃、人件費の削減を目的に新卒採用の枠を絞った。その結果、大卒就職率は50%台まで低下。正社員としての就職は難しくなり、非正規の職に就く人も増えた」リーマン以上の低就職率が5年超も続いた異常。
  • 1