最高位・東幕下22枚目ながら、史上最高齢での幕下昇進、30歳以上での幕下昇進場所では初の勝ち越し力士という記録を打ち立てた元伊勢ヶ濱部屋所属の力士・駿馬赤兎さん。令和元年五月場所での引退を記念して、おすもうさんでは駿馬さんの相撲人生を振り返るインタビューを決行! 知られざる駿馬赤兎一代記第2弾では、入門から四股名にまつわる秘話、部屋の移籍のお話などをお届けします! 最後には駿馬さんから素敵なプレゼントもあります~。 四股名の名付親は兄弟子の若天狼 ―入門時は四股名は本名でした。 はい。中板(なかいた)で2年ほど。 ―中板さんって出身地の珠洲市(すずし)ではいっぱいある名前なんですか? いや、ないです。石川県でも私の家と、珠洲市の親せきがもう一軒だけです。全国探したらある地方には固まってあるようですが、まだ親戚以外の中板さんにはお会いしたことがないです。 ―同期もたくさんいらっしゃいますね。