タグ

ブックマーク / rhythmsofgrace.blog.jp (3)

  • シンプルなDaily Examen : ミルトスの木かげで

    聖イグナチオの言う「慰め」とは、神の御臨在を感じているとき、神の愛につながっているときの心の状態、と言えばよいだろうか。神の愛を感じ、満たされ、より愛に引き寄せられていく… 神や隣人への愛が湧き上がる、その方向に引き寄せられる、平安や満足や喜びがある… 神がそこにおられて、善なる働きをなしてくださっていることがわかる… そんな状態。言い換えれば、次の問いを問うとわかりやすいかもしれない。 - 今日、何が私を愛に引き寄せ、また、より愛に満ちた行動や心に導いてくれただろうか。 - 今日、いつ私は最も感謝を感じただろうか。 - 今日、何が私に喜びや希望をもたらしただろうか。 逆に、イグナチオの言う荒み(すさみ)とは、慰めのない状態。神の愛から離れ、神の御臨在や神の御手の働きを感じられず、恐れや不安や苛立ちやざわざわした感じがある状態。自分が神の愛に生かされているという現実を忘れている、切り離され

    シンプルなDaily Examen : ミルトスの木かげで
    kash06
    kash06 2018/04/28
    “道徳的・律法的に自己吟味し、足りない部分について反省して自己を打ち叩き、意志の力で行動を変えることではない。ただただ主の恵みの中で、自分の状態を知り、神の御心を知り、一つひとつを神様の前に委ね”
  • 呼吸の祈り : ミルトスの木かげで

    「呼吸の祈り」とは、自分の呼吸に合わせて祈るシンプルな祈りです。いつでもどこでも祈ることのできる単純な、それでいて力強い祈り方です。パウロが「絶えず祈りなさい」と言ったとき、彼が想定していたのはこのような祈りだったのかもしれません。 東方教会の伝統では、教父たちはこれを呼吸のリズムに合わせていつも祈っていたと言われるそうです。 呼吸の祈りは、短い二つのフレーズの組み合わせからなります。息を吸い込みながら最初のフレーズを唱え、吐き出しながら二つめのフレーズを唱えます。声に出しながらではあまりうまくいかないので、心の中で唱えるとといいでしょう。たとえば、Jesus Prayerであれば次のようになります。 (息を吸い込みながら)主よ… (吐き出しながら)あわれんでください… ゆっくりと呼吸(pneuma)に合わせて祈ることで、私の内に住まわれる聖霊(Pneuma)を意識することができます。私を

    呼吸の祈り : ミルトスの木かげで
    kash06
    kash06 2018/04/28
    なるほど、シンプルな祈りだ。今まであまり想定していなかった方法。
  • レクツィオ・ディビナ : ミルトスの木かげで

    レクツィオ・ディビナとは、「聖なる読書」という意味で、聖ベネディクトが砂漠の教父の影響を受けて始めたと言われる、古代から用いられていた、祈りをもって御言葉を読む方法です。(または、御言葉を読みながら祈ると言ってもいいかもしれません。)御言葉を章単位で読むのでなく、数節から10数節くらいを選び、ゆっくりと、じっくりと味わいながら読みます。情報を得るために読むのではなく、また注解書をひもときながらテキストを理解することを目的とするものでもありません。生きた神のことばである御言葉から、神さまに語っていただき、それによって私たちの霊を形づくっていただくための聖書の読書であり、みことばを読むこと、そして御言葉に聴くことが、そのまま祈りでもあります。 レクツィオ・ディビナには4つのステップがあります。まず、1~2分沈黙の時間をとって、心を静めてから始めましょう。 Lectio レクツィオ (読む):言

    レクツィオ・ディビナ : ミルトスの木かげで
  • 1