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ブックマーク / ww2.ctt.ne.jp/~a-k (2)

  • アメリカのクラシックに関する日本語文献

    語によるアメリカ音楽史として、もっとも信頼でき、かつ読み応えの あるもの。ただしアメリカ先住民や黒人音楽歴史については、他のに頼らなければならない。また1970年出版ということで、それ以前の時代までの記述 しかない。それでも現在絶版なのがとても惜しまれる。もう少しがきれいなうちに表紙をデジタル化すべきだった。 第二次世界大戦中禁じられていたアメリカのクラシック音楽が戦後になっ て紹介され始めたのだが、おそらくこれが最初の単行だろう。アメリカ音楽歴史を 追ったものではなく、アメリカの国家や民謡(北米土人--現代ではこれは「アメリカ先住民」を指す差別用語になってしまうが--の音楽を含む)や「近代及 び現代のアメリカ作曲家」を簡単に紹介したものである。アメリカ作曲家の章は、ペインやチャドウィックといった「新ニューイングランド楽派」に始まり、ハ リスやコープランドで締めくくられる。絶

  • ミニマル・ミュージック:その成立と展開

    1992年3月、筆者が東京の大学院在学中に、ゼミのレポートとして書いたものです。データ的に誤った部分も多いですが、書式の変更など最小限にとどめました。ご了承ください。なお著作権を尊重し、オリジナル原稿で使われた図や譜例は割愛しました。 第1節 ミニマル・ミュージックとは 1960年代、アメリカで始まったミニマル・ミュージックは、現代音楽の一つの兆侯として、見逃すことができなくなっている。そして数多い現代音楽の中でも、最も広い聴衆層を持つ音楽の一つである。昨年日でも、スティーヴ・ライヒや、ダニエル・レンツのコンサートが行われ、クラシック・ポピュラーの別を問わず、多くの聴衆が会場に詰めかけた。 ミニマル・ミュージックの創始者は、スティーヴ・ライヒ、フィリップ・グラス、テリー・ライリーといった、アメリカの作曲家たちである。しかし「ミニマル・ミュージック」という名称は、ジャーナリストや評論家、学

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