プロミシング・ヤング・ウーマン 予告がもう面白い。 泥酔した振りをして、自分を「お持ち帰り」する男に鉄槌を下す女、キャシー。彼女は学生時代に巻き込まれた性犯罪によって自身の前途有望な将来を失っていた。 手当たり次第だったお持ち帰り男への復讐は、偶然学生時代の知人に再会することで一変する。かつて事件に関わった人間たちの幸福な現在を知り、キャシーは彼らにターゲットを定めた復讐を開始するのだった。 バカ学生が酒の勢いと集団のテンションで行った性暴力。「こんなこと」で将来有望な若者の未来を閉ざしてはいけない、とそれを庇護した大人。被害者に寄り添わず、自業自得とあしらった傍観者。復讐の対象は加害者のみに留まらない。 同じような事件が報道されるたびに吹きあがる「自業自得」論には俺は心底うんざりするのですが、そういった既視感を覚えるような映画がアメリカで制作されたことにちょっと驚く。女性の人権に関しては
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