12月3日の毎日新聞兵庫版の記事から 芦屋市立美術博物館:来春休館の可能性も 指定管理者、市議会常任委で否決 ◇共同事業体を指定管理者、市議会常任委で否決 芦屋市立美術博物館の指定管理者問題で、同市議会民生文教常任委員会は2日、不動産管理会社「日本管財」(西宮市)と市民グループ「癒しの森」(神戸市東灘区)による共同事業体を指定管理者にする議案を否決した。委員長を除き採決に参加した6人全員が反対したため、17日の本会議でも否決される公算が大きくなった。来年3月末まで、市が委託したNPO「芦屋ミュージアム・マネージメント」(AMM)が同館を運営するが、本会議の否決で4月以降の休館を余儀なくされる可能性もある。 同館は、「GUTAI」の名で世界的に知られる前衛美術家集団「具体美術協会」のコレクションで知られてきた。しかし、03年、運営していた芦屋文化振興財団が市の財政難のため解散する方針が示され