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『分析美学入門』解説エントリ、続きです。 今回は第7章以降のトピックで日本語で読める分析美学の文献紹介をしていきます。 翻訳は相変わらずあまりないですが、日本語の論考はまとめたらそれなりに数ありますね。 webから取れるものも多いです。 第7章 意味解釈と作者の意図 このトピックでは、最近『美学』に河合大介さんの論文が出ました。 河合大介(2012)「現実意図主義の暇疵」『美学』63(2), 1-12, これに関して似たような議論は、言語哲学や言語学の領域でたくさんなされてきたはずなので、そっちの領域に何かいい論文があるのかもしれません。何かあったらお知らせ下さい。 まぁ言語学に関しては最近良質の解説書が出たので、それを読むのが一番いいのかもしれません。高いけど。 アラン・クルーズ『言語における意味』片岡宏仁訳、東京電機大学出版局、2012 第8章 フィクション フィクションについては日本
『分析美学入門』解説エントリ、その3です。 前回から少し間があきました。まぁあまり焦らず、気が向いたら書くという感じですこしずつ続けていこうかなと思います。 各章の解説や補足など書いていくつもりだったのですが、ちょっとその前に今回は、『分析美学入門』を読んでもう少し分析美学について知りたいなーと思った人のために、日本語で読める分析美学の文献をすこし紹介しておこうかなと思います。 ※追記:2019年から「分析美学邦語文献リーディングリスト」を作成し、公開しています。そちらもどうぞ。 あとがきにも書いたように、残念ながら分析美学関係の文献は翻訳があまり進んでおりません。『分析美学入門』の文献表ページに、邦訳のあるものは載せておりますが、そんなに多くはないのですね。ほんとは分析哲学みたいに基礎論文集を数巻組で出したいのですが、昨今の出版事情のせいか、数巻組の翻訳論文集とか出してくれなさそうです。
「グロテスク」(1955年)ポーラ美術館蔵=(C)Fondation Foujita /JASPAR Tokyo2013 D0253 【増田愛子】パリを拠点に活動した画家藤田嗣治(つぐはる=1886〜1968)が戦後に描いた、未発表の油絵2点が新たに見つかった。ポーラ美術館(神奈川県箱根町)が24日、発表した。 ギリシャ神話などに登場する海の魔物を主題とした「シレーヌ」(52年)と、上半身裸で横たわる女性を異形の人々が取り囲む「グロテスク」(55年)の2点。藤田の遺族から購入した収集家が同館に寄託し、存在が確認された。 同館によると、「グロテスク」は題材や登場人物の造形の点で、これまで確認された作品にはない珍しい作風だという。同館の内呂(うちろ)博之学芸員は「藤田が敬愛したダビンチやゴヤらの作品から影響を受けたのではないか。50年代半ば以降の画業を明らかにする作品」と位置付ける。
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