タグ

ブックマーク / dailyportalz.jp (45)

  • 専門家と街の接着剤を見て歩く

    パッと見える視界の中に絶対とは言えないまでもほぼ確実に存在するものがある。空気や水、都市においては接着剤もその一つだろう。専門家と一緒に街を歩くシリーズ、なんと今日は接着と接着剤を見て歩くのである。 50年接着剤メーカーにいる専門家と歩く 今回一緒に渋谷を歩いてくれる木村修司さんは接着剤メーカー・セメダイン勤続50年超の最古参社員だそう。検索をすると「接着剤博士」という異名まで出てくる。 接着剤について聞くうえではうってつけの方である。 一方、不安もある。街の接着剤を見ると言ってもそんなに話すことがあるのだろうか。違いが微妙すぎやしないか。だが聞いてみるとおもしろい話がたくさんあった。 セメダインの木村修司さん(左)デイリーポータルZ林雄司(右) ビルのガラスは接着剤でついている 渋谷の駅前からスタートです 林:たとえばこの景色で接着剤使ってるところって考えると…。 木村:いっぱいあります

    専門家と街の接着剤を見て歩く
    kasuho
    kasuho 2022/05/24
  • セブンティーンアイスの自販機はなぜスイミングスクールにあるのか?

    駅や商業施設などで見かけるセブンティーンアイス。出先で甘味を欲した時、あのでかい自販機をつい探してしまう。あれが初めて登場したのは、約35年も前になるらしい。今や全国に2万台が設置されているという。 駅や街角で毎日のように見かけているのに、そういえばセブンティーンアイスのことをよく知らない。どんな歩みを経て、ここまで勢力を伸ばしたのか? なぜボウリング場やスイミングスクールでやたら見かけるのか? あの剣みたいなかっこいい形に意味はあるのか? そんな数々の疑問について、詳しく伺う機会を得ることができた。 インタビューまとめ:榎並紀行(やじろべえ) 売る場所を変えたら即ヒット セブンティーンアイスは江崎グリコが製造するワンハンドアイス。その名の通り17歳の学生をターゲットにしているというが、おじさん世代にも大人気だという。 「中年の会社員の方にもよくお買い求めいただいているようです。お客様への

    セブンティーンアイスの自販機はなぜスイミングスクールにあるのか?
    kasuho
    kasuho 2021/02/15
  • 写真を限界までJPEG圧縮すると見えてくる世界

    1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:「神は細部に宿る」コレクション > 個人サイト NEKOPLA Tumblr 限界までJPEG圧縮したい ここに何の変哲もない写真がある まったく同じ写真でも、JPEGの圧縮率を高めるとこうなる。一枚目の写真と比較して、容量は約2/3にまで圧縮できた。スマホで見ると違いが分からないかもしれないので拡大してみると、 汚いノイズが目立っている JPEGという画像圧縮の規格がある。人間の目には感じにくい情報を削ることで、画質をほとんど変えずにファイル容量を小さくする技術である。 当然ながら、画質と容量はトレードオフの関係にある。高画質を維持すればするほど容量は減らないし、逆に画質劣化を

    写真を限界までJPEG圧縮すると見えてくる世界
    kasuho
    kasuho 2019/12/11
  • カラオケ背景映像のひみつ

    カラオケビデオには独特の世界がある。 1990年代のような、2010年代にも見える雰囲気。登場する人たちもよく見ると美男美女なんだけど、よく見ると、なのだ。その人たちがジーンズに白Tで踊ったり、コンクリの壁にもたれかかったりしている。 好きすぎてカラオケに行くとずっと映像を見てしまう。 あの世界はどうやって生まれているのだろうか。 メーカーに聞きに行った。

    カラオケ背景映像のひみつ
    kasuho
    kasuho 2018/04/14
    まさにホテルペインティングの美学。「いちばん重要なところは記憶に鮮明に残ってはいけないということ」 「映像は邪魔してはいけない、かつ違和感があってはいけない」
  • 冬の桑畑がかっこいい!

    真冬に見た桑畑がただかっこよかった。なので養蚕の名残りを追いかけながらファインダー越しの桑畑の世界を堪能した。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:史上4人目、「サケマイスター」2級ゲット! > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー

    冬の桑畑がかっこいい!
    kasuho
    kasuho 2018/02/23
    うわー良い!明治中頃まで生糸の仲買で栄えた八王子~横浜の絹の道を辿る。
  • 石材に注目して国会議事堂を見学する

    現在の国会議事堂は、1936年(昭和11年)に完成した。かっこよく書けば 「since1936」である。建築からすでに80年以上経過している。 参議院のウェブサイトによると、国会議事堂の建物は、地上3階(中央部分4階、中央塔9階)地下1階の鉄筋コンクリート造。となっている。中央塔の高さ65.45メートルは、竣工当時は日でいちばん高い建物であったといわれている。 国会議事堂建設のための資材は、当時の最高品質の国産品を使用している。 『新版 議事堂の石』(新日出版社)というによると、議事堂に使用する石材は、全部国産品を使用する方針を実行し、外装用の花崗岩・安山岩を全国各地から集め、石材試験や化学分析が行われ、内装用には全国各地の大理石の名石が集められた、とある。 大正末から昭和始めにかけて建設された建築物には、国産の石材が使われていることがあり、とりわけ国会議事堂は「国産を貫いているだけ

    石材に注目して国会議事堂を見学する
    kasuho
    kasuho 2018/02/23
    「小桜は、名古屋市役所本庁舎の玄関ホールや手すりにも使われていて、国会議事堂で使 った小桜の余りを使って作ったといわれている」へー。
  • なんでも展開図にできる!「りぼん」組み立て紙ふろくの設計者

    子供のころ、雑誌に付いてきたふろくを組み立ててよく使っていた。当時は考えたこともなかったが、毎月アイデアを練ってた作り手が存在する。昔は当然コンピューターなんかは使わず、全部手描きで設計されていた。 そのふろくの設計者による展示会へ行ってきた。人に話を聞いてみると、「平面の紙から立体を作る仕事をしすぎて、最近では乗用車が目に入って通り過ぎる前に展開図が出てくる」みたいな話も飛び出し、ええええー! 詳しく知りたい。

    なんでも展開図にできる!「りぼん」組み立て紙ふろくの設計者
    kasuho
    kasuho 2017/07/03
    おおお「1970年代半ばからおよそ18年間、手描きで毎月ふろくの設計をおこなってた一人の男性」
  • はにわの楽園へ行ってきた

    宮崎県に『はにわ園』という施設がある。 トトロの森みたいな中にはにわが400体立っている、という空間らしい。 なんだそれ。はにわって、そんなに密集してていいものなのか。 それは見に行きたいぞ。 1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。(動画インタビュー) 前の記事:パイ包み焼き和への挑戦 > 個人サイト イロブン Twittertech_k

    kasuho
    kasuho 2015/03/12
    宮崎平和台公園のはにわ園、小さい頃よく遊びました。それはいいとして、日名子実三の八紘之基柱が戦後一時的にロッククライミングの練習場と化していたという話、さらりと書いてあるけど気になる。
  • 魔法びんはかつてなぜ花柄だったのか?

    そういえば、花柄の魔法びんって、さいきんあまり見かけない。 おばあちゃんの家に行くと置いてあったあの鮮やかな花柄魔法びんは、いったいどこへ行ってしまったのだろう? たまには花柄の魔法びんをながめて、その実家っぽさに癒やされたい。

    kasuho
    kasuho 2013/11/20
  • 古い「暮しの手帖」のくらべ記事を調べてみた

    40年前から最近にかけての「暮しの手帖」を大量にもらった。 1948年創刊、自社以外の広告を入れず主張のあるスタイルで有名なあの家庭雑誌だ。 創刊から近年まで愛読していた祖母の家が建て替えられることになり、大幅なモノの処分に迫られた祖母が所有の「暮らしの手帖」の全てを私に託してくれたのだ。 68年の号を最古に約150冊。このタイミングで、改めてこの雑誌のとんでもなさに迫りたい。

    kasuho
    kasuho 2013/11/14
  • 東京珍踏切めぐり :: デイリーポータルZ

    「この世には時代とともに廃れゆくものがいくつかあるが「踏切」もそのひとつだ。とくに東京ではその姿をあまり見かけなくなった。 個人的には、なきゃないで別に構わないのだが踏切マニアにとってこの流れは捨て置けない事態らしい。 「踏切マニア」と普通に書いてみたもののあまり聞きなれない分野の趣味だ。だが、そういう人と実際に知り合う機会を得た。 これも何かの縁。彼とともにいくつかの魅力的な踏切をめぐることで、昨今の踏切衰退の流れに警鐘を鳴らしたい。(踏切だけに) (榎並 紀行) 東京近郊の珍しい踏切を巡ります 安全面や都市整備上の理由から、鉄道は高架化や地下化が進んでいて踏切は減少の一途をたどっているという。 そんな踏切受難の時代を憂いているのが、踏切ウォッチャーの小川裕夫さん。全国各地の踏切探訪をライフワークとしている人物だ。 小川さんによれば東京や地方の中心都市など、都会には特に面白い踏切が多いら

    kasuho
    kasuho 2013/04/04
  • ひとり上手手帖 - デイリーポータルZ

    ひとり上手手帖 (クリハラタカシ)

    kasuho
    kasuho 2013/01/21
  • 靴のかかとを邪鬼にする

    1970年群馬県生まれ。工作をしがちなため、各種素材や工具や作品で家が手狭になってきた。一生手狭なんだろう。出したものを片付けないからでもある。性格も雑だ。もう一生こうなんだろう。(動画インタビュー) 前の記事:「湖面から突き出た足」製氷器を作る > 個人サイト 妄想工作所 「そんな苦痛をやわらげられないか」→「そうだ、邪鬼ヒール」の間に多少飛躍があったのではと思う。補足すると、私はヒールの高いは苦手だが、船底ヒール(土踏まずの下にも支えがあるタイプ)なら楽だ。 ということは、今持っている高いヒールのを船底にすればいい。 そこで、邪鬼だ。おっとまた話が飛んだ。 その前に、今回改造するはこれである。買ってから2回しか履いて外出してない。たぶんヒールが高くてつらいせいだ。

    kasuho
    kasuho 2012/09/01
  • ぼ、僕なんかが美術館のレセプションに行ってもいいんですか…!

    僕は岐阜県の田舎で生まれ、田んぼに囲まれて思春期を迎えた。実家から最寄りのコンビニまでは約3キロ、自転車なら行きは10分だが、帰りは25分かかった。(家が山の上だからすごい坂なのだ) その後なにかの間違いでうっかり東京なんかに出てきてしまったが、いまでも好きなべものは芋と柿である。 そんな僕が、び、美術館のレ、レセプションなんかに行ってもいいんです…か…!(鼻血&卒倒) インターネットユーザー。電子工作でオリジナルの処刑器具を作ったり、辺境の国の変わった音楽を集めたりしています。「技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)」主催者。1980年岐阜県生まれ。 『雑に作る ―電子工作で好きなものを作る近道集』(共著)がオライリーから出ました! 前の記事:割れた石畳は世界だ > 個人サイト nomoonwalk

    ぼ、僕なんかが美術館のレセプションに行ってもいいんですか…!
    kasuho
    kasuho 2012/02/13
  • ファーストフードでビールを飲もう

    ハンバーガーやフライドチキンなど、ファーストフードのセットメニューには、コーラやコーヒーといったソフトドリンクが付いてくる。 でも、ファーストフードはビールのお供としても最高である。 ビールもいっしょに楽しめるファーストフード店を巡ってきた。

    kasuho
    kasuho 2011/11/16
    是非参考にしたい。
  • 棟方志功の絵を台無しにした店 :: デイリーポータルZ

    特に芸術とかには詳しくはなくても『開運!なんでも鑑定団』などで名前は聞いたことがある芸術家・棟方志功。 その作品を持っていたとしたら、家宝としてメチャクチャ大事にしていてもおかしくないビッグネームですが、なんとその棟方志功にわざわざ描いてもらった壁画を塗りつぶしてしまった、とんでもないお店があるらしいのです。 1975年群馬生まれ。ライター&イラストレーター。 犯罪者からアイドルちゃんまで興味の幅は広範囲。仕事のジャンルも幅が広過ぎて、他人に何の仕事をしている人なのか説明するのが非常に苦痛です。変なスポット、変なおっちゃんなど、どーしてこんなことに……というようなものに関する記事をよく書きます。(動画インタビュー) 前の記事:シャボン玉が飛ぶ変なお寺 > 個人サイト Web人生

    kasuho
    kasuho 2011/10/13
    こんな絵があったとは。
  • 牛久のカッパを追って

    この先は「デイリーポータルZをはげます会」会員向けの有料コンテンツです。会員になるとごらんいただけます。

    kasuho
    kasuho 2011/09/08
    デイリーポータルZで小川芋銭の名を見るとは。
  • 「建築かもしれない展」に行ってきた :: デイリーポータルZ

    早稲田大学の建築学科の「設計演習A」という授業では、なんだかとてもユニークな課題が出されているらしい。 たとえば、「役に立たない機械」という課題。建築学科なのに、役に立たないものを作りなさいと先生に言われるのだ。それから「環境のノイズ」という課題は、地図上にヘンなものを見つけて報告しなさいというもの。なにその楽しそうな課題。ていうか当サイトでもなんか似たようなことしてます。 それらユニークな課題とそれに対する提出物を集めた展覧会「建築かもしれない展」が新宿で行われるというので、見に行ってきました。 (三土たつお) 素敵な手作り展覧会だった 「建築かもしれない」展は、新宿パークタワーで開催されていた。 パークタワーというと、コンランショップみたいなちょっとお高いインテリアショップがある場所っていうイメージで敬遠しがちだったのだけど、その中にあってこの展示会は素敵な手作り感を醸し出していた。

    kasuho
    kasuho 2011/04/22
  • 豚の足一本分のハムを買ってしまった :: デイリーポータルZ

    ちょっとしたレストランやバーなどに、まるごと骨付きの生ハムが珍しい形の台に乗せられておいてあるのを見たことはないだろうか。 そこからスライスしてお皿に盛りつけるのだ。 ふつう、生ハムというと薄切りのがちょこんとお皿にのっているものだから、もしあの骨付きのかたまりが家になんてあったら、ほぼ無尽蔵に生ハムをべ続けられるんじゃないだろうか。 夢のようである。 憧れるなあ。 欲しいなあ。 買おうかな。 買っちゃった。 (工藤 考浩) あのハムが欲しいの 僕が最初にあの骨付き生ハムのかたまりを知ったのは、だいぶ前に見た何かのテレビ番組だ。 たしかクイズ番組だったと思うのだが、スペインからの出題で、生ハムに関する問題だった。 天井から吊された豚の足がずらりと並んだ製造工場をミステリーハンターが(そう、あの番組だったと思う)歩いているのを見て、大変驚いた。 あのペラペラの生ハムがこんな形だったとは。

    kasuho
    kasuho 2011/04/21
    うらやましい!
  • 長崎ちゃんぽんお値段カウントダウン :: デイリーポータルZ

    長崎名物の麺料理、ちゃんぽん。いわゆるローカルフードでもあるのだろうが、チェーン店も各地に展開されていて、全国レベルでの人気とも言えると思う。 手頃な値段で野菜をたっぷりべられるのも魅力。個人的な好物でもあり、以前長崎へ行ったときにはいくつかの店でべて、それぞれのおいしさや微妙な違いを楽しんだ覚えがある。今回再び長崎に行く機会があったので、再びべ歩いてみたい。 テーマは「お値段カウントダウン」。それでは、値段が高い方から順番に、どこまで安いちゃんぽんを見つけられるか紹介していってみよう。 (小野法師丸) 興奮の最高級ちゃんぽんからスタート 以前に長崎に来たときにもちゃんぽんは何回かべたのだが、そのときに感じたのは「連しても不思議と飽きない」ということだ。

    kasuho
    kasuho 2010/10/18
    これは帰ったら読む!