【ソウル=恩地洋介】9日に投開票された韓国大統領選で10日、保守系野党「国民の力」の尹錫悦(ユン・ソクヨル)候補が当選した。2017年に革新系の文在寅(ムン・ジェイン)政権が発足して以来、5年ぶりに保守勢力が政権の座を取り戻した。尹氏は悪化した日韓関係の改善に取り組む姿勢をみせている。新政権の外交は深まる米国と中国の対立にも影響を及ぼす。尹氏の得票率は48.56%で、与党「共に民主党」の李在明
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は16日、最低賃金委員会が来年の最低賃金を前年比10.9%増の時給8350ウォン(約830円)に決め、公約に掲げた2020年までの最低賃金1万ウォンの実現が事実上不可能になったことについて、「最低賃金委の決定を尊重する」とした上で、「結果的に公約を守れず、謝罪する」と表明した。青瓦台(大統領府)で開かれた首席秘書官・補佐官会議で述べた。 最低賃金は18年も16.4%引き上げており、2年連続の2桁引き上げとなった。ただ、小商工人連合会など経営者側は受け入れられない引き上げ幅だとして撤回を強く求め、労働者側からも1万ウォンへの引き上げという公約を破ったとの声が出るなど、労使双方が反発している。 文大統領は「最低賃金委は経済の対内外の環境や雇用状況、零細業者の難しい事情など、多くの利害関係者が直面している現実を考慮し、最低賃金の引き上げに
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