アンテナショップの店員さんは、このように話す。 「私は地元(北海道)ではカップ焼そばのお湯は捨てずに飲んでいたので、こっち(関東)に来てお湯を捨てなきゃいけないのが何だかもったいなくて」 “切ったお湯を捨てずに飲む” というのは、それほどまでに道民たちの生活に馴染んだ食べ方なのか。気になるので、筆者も試してみることにした。 ■北海道からお届けします 「やきそば弁当」 筆者が買ったのは、マルちゃん「やきそば弁当」という北海道工場で作られているカップ焼そば。「弁当」というネーミングに、「ウチのカップ焼そばは、普通のカップ焼そばとなまら違うんだぜ」というこだわりが暗に感じられる。