個人向けと法人向けの3つの違い 木村氏によれば、デルの個人向けのラインアップと法人向けのラインアップでは、大きく3つの違いがあるという。 木村「まず製品コンセプトにおけるパーツ構成などの違いですね。個人向け製品では極力最新のスペックのものを使いたい、というニーズを重視して、最新のCPUなどを採用した一番新しいモデルを投入するといった方向性があります。一方、法人向けでは、先ほど申し上げたとおり耐久性、信頼性といった観点から、市場での実績や安定性を重視したパーツを採用したモデルを投入するといったことが多くなります。 2番目に、製品のライフサイクルの違いですね。個人向け製品では、毎年、春モデル、秋モデルといったような期間ごとに新しいバリエーションが出てきますが、法人モデルの場合は、後継モデルが1年後とか1年半後とか、比較的長いスパンで入れ替わるという点が違います。 デル製品の価格にバリューを感じ