◇高齢者や環境に対応するまちへ 「箕面船場駅」「新箕面駅」18年度開業目指す 千里中央駅(豊中市)が終点の北大阪急行線を北に2・5キロ延ばす計画について、箕面市や府、国などでつくる「北大阪急行線延伸検討委」が運行計画や需要予測などをまとめた整備計画案を策定した。2018年度の開業を目指している。 計画を巡っては、89年に国の運輸政策審議会が「05年までに整備に着手することが適当」と答申。その後の04年には、近畿地方交通審議会が「京阪神圏で中長期的に望まれる鉄道ネットワークを構成する新たな路線」と位置付けている。 計画案では、千里中央駅から国道423号(新御堂筋線)沿いに北へ約2・5キロ延伸。千里中央駅から約1・3キロ北に箕面船場駅(仮称)、さらに約1・2キロ北に新箕面駅(同)を新設。終日8分間隔で運行し、初乗り運賃は140~150円を予定している。この場合、新箕面-梅田駅間は450~460