肥薩おれんじ鉄道で美しい夕日を見た後、阿久根でおいしい魚はいかが−。阿久根市飲食店組合(浜田豊和組合長)は23日夕、おれんじ鉄道の車両を借り切り、阿久根−川内駅間で夕涼み会「ビール列車」を初めて企画した。参加者らは「自然豊かな風景と、新鮮な食べ物をPRしよう」と盛り上がった。 来年3月の九州新幹線全線開業を控え、おれんじ鉄道のよさをあらためて認識しようと企画。市外から観光客を呼び込むためには、まずは自分たちが阿久根の素晴らしさを実感しようと、地元の旅館や特産品業者らに呼びかけた。 参加した60人は、早速ビールで乾杯。キビナゴやエビ、貝など「阿久根の味」をつまみに車窓を楽しんだ。焼酎が酌み交わされるころにはオレンジ色の夕日が映え、「酔いが覚めるほど美しい」との声も。 客として参加した、鹿児島酒造阿久根営業所長の牛之浜安利さん(48)は「おれんじ鉄道は乗っていると気分が安らぐ。より多くの
あふれる乗客で鈴なりとなったままインド北部を走行する列車。乗客同士のトラブルも日常的になっているという=7月24日、マスーラ市近郊(ロイター) インド北部のウッタル・プラデシュ州で、混雑する列車の座席をめぐり乗客同士が口論となり、2歳の女児が走行中の列車から車外にほうり出されて死亡する事件があった。フランス通信(AFP)が伝えた。ラッシュ時の乗車率が250%を超えるインドでは、鉄道を舞台とした事件や事故が後を絶たず、平均して毎日10人以上が死亡している。鉄道事情から、著しい経済発展にインフラ整備が追いつかない現状が浮き彫りになっている。 AFPが23日伝えたところによると、事件は、州都ラクノーから350キロ離れたラリトプル付近を走行中の列車内で起きた。死亡した女児と両親が1つの寝台を分け合っていたところ、4人組の男たちが近寄って同席を強く迫(せま)り、口論となった。 男たちは激高してまず両
山形県がJR羽越線の乗降客を対象に実施した利用実態と高速化をめぐる意識調査によると、羽越線の高速化を求める利用者が6割を超えた。利用者の意向を示すデータとして、国やJRへの要望に今後活用する。 【略】 調査は昨年12月9日と13日にJRあつみ温泉、鶴岡、酒田各駅で実施。計461人から回答があった。10日に山形市であった県鉄道利用・整備強化促進期成同盟会の理事会で公表された。 JR羽越本線の利用者らを対象に、県鉄道利用・整備強化促進期成同盟会(会長・吉村美栄子知事)が利用実態や高速化について意識調査した結果、6割超が「公費負担をしてでも高速化が必要」と考えていることが分かった。事務局の県地域・交通政策課は「交通手段として鉄道を重要視している利用者が多い。結果を今後の要望活動などに生かしていきたい」としている。 【略】 調査はJRあつみ温泉、鶴岡、酒田の各駅で、利用者に聞き取る方法で昨年末に行
岡山県北をのんびりと走る「みまさかスローライフ列車」で活躍するキハ28、キハ58系気動車が老朽化のため、11月21日で営業運転を終了する。かつて岡山―鳥取間を結んだ急行「砂丘」と同型車両で、全国でも珍しい国鉄時代の面影を残した朱とクリーム色の車体は鉄道ファンの人気を集めていた。 気動車は1964年製の急行用車両で、デッキと客室に仕切りがあるのが特徴。キハ58はエンジンを2基搭載し、61〜69年に気動車として最多の1823両が製造された。キハ28のエンジンは1基だが、冷房用に別のエンジンを積んでいる。現役車両はJR西日本金沢支社などが所有する数両のみ。 岡山支社管内では同型車両が急行「砂丘」「つやま」として運行されたが、2003年10月で一度、姿を消した。07年10月、臨時用としてキハ28、58の2両編成が広島支社から転属。イベントなどで走っていた。 ラストランは11月20、21日の「ありが
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