記事一覧 利用者増でえち鉄が初の増車へ ピーク時間帯に収容しきれず (2013年1月25日午前7時03分) えちぜん鉄道、福井鉄道の活性化連携協議会=24日、福井県福井市のユアーズホテルフクイ えちぜん鉄道(福井県)は24日、利用者の増加に対応するため、2013年度末に車両2両(1編成分)を増車する方針を明らかにした。同社が車両の所有台数を増やすのは初めて。冬場を中心に朝夕のピーク時間帯にはすべての乗客を収容しきれない便が出ているため、輸送力を高める。 同日開かれた活性化連携協議会の会合で、見奈美徹社長が報告した。 えち鉄の12年度利用者数は、前年度を約5万人上回る約328万人と予想され、過去最多となる見通し。前身の京福電鉄として運行していた00年度の約300万人を大きく上回っている。 えち鉄は会社設立時に京福電鉄から33両を引き継ぎ、そのうち継続使用の可能な25両体制で開業した。老
福島市の鉄道車両メーカー「協三工業」が21年ぶりに製造した蒸気機関車(SL)の完成記念式典と試運転が27日、同社で行われた。 親子連れや鉄道ファンが詰めかけ、敷地内の線路を走る迫力満点の姿に歓声を上げた。 式典では、加藤守社長(64)が涙で言葉を詰まらせながら社員の労をねぎらい、「SLの迫力を我々の元気に置き換えて、今後の復興に役立てれば」とあいさつ。SLを発注した那珂川清流鉄道保存会(栃木県那須烏山市)の岡一美代表(66)が、ボイラーに点火する「火入れ式」を行った。 その後、SLの汽笛が工場内に鳴り響き、モクモクと煙を上げながら線路を走った。福島市野田町の中学校教諭(50)は「SLは日本の文化の一つで、技術力の高さを改めて感じた。復興の後押しになってくれるはず」と話し、次男の保育園児(6)は「汽笛の音が大きくてびっくりした。とても迫力があった」と喜んでいた。 SLは全長約4・6メートル、
震災で運休が続くJR大船渡線の仮復旧として、3月2日に運行開始予定のバス高速輸送システム(BRT)について、県警とJR東日本は専用道の一部区間の交通規制や安全対策をほぼ決め、調整を続けている。バス専用道内は車、人ともに進入禁止で、専用道と一般道の交差点4カ所のうち2カ所に信号機を設置。交通環境が変化するため、県警は注意を呼び掛ける。 今回ほぼ決まったのは、大船渡市の大船渡-田茂山間の1・9キロ。専用道を通行できるのはバスのみで、専用道への出入り口や一般道との交差点には路面に色を付け、専用道と一般道を区別する。 交差点は田茂山、地の森、赤沢、第2台町の4カ所で、田茂山、地の森には信号機を設置。普段は一般道側が青だが、BRTの速達性を損なわないよう、バスが近づくと一般道側を赤信号とする方向。赤沢と第2台町は一般道側に一時停止の標識を設置する。 昨年8月から運行する気仙沼線のBRTでは、専用道と
川崎市の阿部孝夫市長は28日の記者会見で、市の南北を結ぶ市営地下鉄建設計画「川崎縦貫高速鉄道線」の高速鉄道事業会計を今年度末で閉鎖することを明らかにした。地下鉄建設は阿部市長の公約だったが、事実上の計画断念といえる。阿部市長は「経費圧縮につながる新技術の研究開発には時間がかかる。ここはいったん閉鎖して次の準備にかかる方が得策」と述べた。 市によると、計画は当初、小田急線新百合ヶ丘駅から東急田園都市線宮前平駅と東急東横線元住吉駅を経由してJR川崎駅までの市内を南北に縦断するルートだった。国から2001年に新百合ヶ丘―元住吉間の鉄道事業が許可された。 しかし、05年、元住吉駅に代わり、再開発などで需要増が見込めるJR・東急東横線武蔵小杉駅を経由する新ルートに変更。新百合ヶ丘―武蔵小杉駅を16・7キロ、事業費4336億円と試算していた。06年に旧ルートは廃止されたが、新ルートについては「景気悪化
アフリカ北部・リビアの元最高指導者、カダフィ大佐が同国のシルトで殺害されたのは、2011年10月20日だった。当時は、独裁者カダフィを抹殺すればリビアに春が訪れ、北アフリカ一帯は安定に向かうだろう、と言われていた。 ところが、あれから1年3カ月が過ぎた今、現実は真逆なことが進行している。 例えば、暫定政権のリビア国民評議会(NTC:National Transitional Council)。反カダフィ勢力によって組織されたNTCには国際テロ組織アルカイダのメンバーが食い込んでいる。NTCが、その後シャリア(イスラム法)による統治を宣言したことで、周辺諸国は震え上がった。 イスラム過激派が勢力を拡大するマリ共和国 カダフィの死はアラブに春を招くどころか、北アフリカ、西アフリカを中心に深刻な影響をもたらしている。 トゥアレグ族が占拠するマリ北部のアザワド地域は、もともとアフリカやそれ以外のア
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