関西の私鉄大手4社の2014年9月中間決算は、本業である鉄道の旅客収入が頭打ちの中、リード役になってきた不動産部門でマンション販売が減ったため、3社が減収になった。 旅客収入は、伊勢神宮の式年遷宮による特需があった前年の反動が出た近畿日本鉄道を除いて、ほぼ横ばいを維持した。消費税率が引き上げられる前の3月までに定期券が多く売れたことから、落ち込みが予想されていたが、景気回復で働きに出る人が増えたとみられる。「沿線人口が増えている」(阪急阪神ホールディングスの能上尚久取締役)という声もあった。
次世代型路面電車「LRT」(ライト・レール・トランジット)など新たな交通手段の導入可能性を探るため、神戸市が民間から募集していた事業コンセプト案に、関西の私鉄やバス会社など計5社の提案が採用された。連節バスを用いた「BRT」(バス高速輸送システム)も含まれ、それぞれ都心の回遊性向上などを基本方針に挙げている。 同市が10日発表した。9~10月の募集には7社から応募があり、識者を交えた審査で5社を選んだ。 LRTを提案したのは阪急電鉄(大阪市)と阪神電鉄(同)、バス会社の「ウィラーアライアンス」(東京)。阪急とウィ社はBRTとの組み合わせを企画する。一方、神姫バス(兵庫県姫路市)とみなと観光バス(神戸市東灘区)はBRT単独で提案した。 導入エリアは、5社とも都心部や神戸港周辺などのウオーターフロントを想定。阪急と阪神、神姫バスは「南北交通の強化」を目指し、みなと観光バスは「BRT専用レーンを
「ここまで露骨に書くなんていったいどういうつもりなんだ?」「あの売れっ子作家がなんでこんなことを書いてるんだ」 百田尚樹によるノンフィクション『殉愛』(幻冬舎刊)が出版されてから、関西のマスコミ関係者の間でこんな戸惑いの声がしきりにあがっている。 やしきたかじんが亡くなる3カ月前に結婚した32歳年下の妻・さくらさんがはじめてメディアで証言し、しかも、その“愛の物語”を当代一の売れっ子作家・百田センセイが書き下ろしたことで大きな話題になっている同書。だが、関係者がクビをひねっているのはその意外な組み合わせだけではない。この『殉愛』という本はとにかくいろんな意味でキナ臭い匂いがぷんぷん漂っているのだ。 まず、唖然としたのがプロモーションの方法だった。発売日ぎりぎりまで書籍の存在すらひた隠しにされ、発売当日に「スポーツニッポン」だけが朝刊で前打ち。その夜、『中居正広の金曜日のスマたちへ』(TBS
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