25日午前7時57分ごろ、東京都千代田区のJR東京駅で、津田沼発東京行き総武快速線列車(15両編成)のパンタグラフの異常に運転士が気づいた。点検の結果、この列車の3個のパンタグラフがすべて故障していた。故障した列車を、別の列車と連結し、計30両編成で神奈川県鎌倉市の車両基地まで運んだ。 JR東日本によると、東京駅での撤去や修繕のため、総武快速線(一部を除く)と東京駅以南の横須賀線は午後2時過ぎまで運転を見合わせ、82本が運休、54本に最大約5時間の遅れが発生。約6万7千人に影響した。
「このまま『陸の孤島』になって人口が減り、消滅の可能性もあるんです」。かつて臨海開発が進められる以前の昭和40年代、一方が太平洋に面した鹿島地方を揶揄(やゆ)した「陸の孤島」の言葉が半世紀も経て県西で聞けるとは思ってもみなかった。 10月25日の夕方、坂東市恒例のイベント「ばんどうホコテン」の一角で開かれた東京直結鉄道建設・誘致促進大会。「誘致実現宣言」とともに、同市の吉原英一市長や下妻市選出の飯塚秋男県議会議長といった関係者が次々に登壇して、地下鉄8号線(東京メトロ有楽町線)誘致をぶち上げた。 県西地域の首長らに力が入る理由の一つは、国土交通省の交通政策審議会が平成12年に答申したこの路線の「27年度中に豊洲駅(東京都江東区)から千葉県野田市までの整備延伸着手が適当」の答申が出されていることからだ。 この機会に茨城側へ35キロ、東武線野田市駅から下妻市まで県西地区を縦断させようという鉄道
第三セクターの三陸鉄道(三鉄)への移管が24日に決まったJR山田線宮古―釜石駅間は、復旧工事をへて、段階的に運行を再開する見通しだ。運行を担う三鉄は、2016年秋の「希望郷いわて国体」までの部分再開を目指しており、優先して復旧する区間の候補として宮古―豊間根間や釜石―鵜住居間が挙がっている。 盛岡市内のホテルで開かれた非公開の会議には達増知事、沿岸12市町村の首長(代理含む)、三鉄の望月正彦社長らが参加した。会議は三鉄移管受け入れで一致した。JRからの移管協力金30億円の使い道は議論が進まず、継続協議とされた。運行再開の時期については、山田線55・4キロのうち被災区間は9・4キロで、比較的被害の軽い区間から部分的に運行を再開するという。 会議後、達増知事は「地域の核となる鉄路復旧が決まった。今日にでも(復旧工事を)スタートしてほしい」と話した。沿線の佐藤信逸・山田町長は「被災地にとって大き
東日本大震災で被災し運休中のJR山田線(宮古-釜石間、55.4キロ)を第三セクター三陸鉄道(宮古市)に移管する案で、岩手県は24日、関係12市町村や同社と協議し移管受け入れに合意した。26日にJR東日本に報告し、年明けにも基本合意を結ぶ。震災から3年9カ月余りが経過し、山田線の鉄路復旧がようやく実現する。 盛岡市であった会議後、達増拓也知事は「将来へ誇りを持って引き継げる地域づくりの核になる」と述べた。三陸鉄道の望月正彦社長は「沿線市町村、県の協力を得ながら、より良い経営を目指す」と語った。 県によると、全12市町村が移管に合意。JR東日本が地元に支払う移管協力金(一時金)を従来の5億円から30億円に増額したことを評価した。 新たに沿線に加わることで補助金負担を懸念する佐藤信逸山田町長は「住民のため一日も早い復旧をという思いで合意した」と話した。碇川豊大槌町長は「負担金などの交渉はし
広島市などが出資する第3セクター広島高速交通が運行する新交通システム「アストラムライン」(本通―広域公園前、18.4キロ)の延伸計画で、市は24日、市中心部を通る東西線、南北線の一部区間を廃止する方針を市議会特別委員会で示した。 廃止するのは、東西線のJR広島駅(南区)―白神社前交差点(中区)、南北線の白神社前交差点―広大跡地付近(中区)。来年3月の新白島駅(同区)開業に伴い、市内中心部の利便性が向上するため、投資効果が低いとした。東西線のJR西広島駅(西区)―白神社前交差点、南北線の白神社前交差点―本通については結論を持ち越した。 一方、広域公園前(安佐南区)とJR西広島駅を結ぶ西風新都線(7.1キロ)のうち、広域公園前―石内東開発地(佐伯区)の3.2キロの先行開業も報告した。 今後、来年度の早い時期にスケジュールなどを盛り込んだ基本計画を策定する。
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