東北の全新幹線で携帯「圏内」に JR東、12月15日から JR東日本は25日、山形新幹線の全線で、12月15日の始発列車から携帯電話が使用できるようになると発表した。最後の不通区間だった山形県内にある6トンネル計約2.0キロの工事が近く完了する。JR東の全新幹線で「圏外」の区間がなくなる。 山形新幹線で携帯電話が使えるようになるのは、峠(山形県米沢市)-大沢(同)間の約0.8キロと芦沢(同県尾花沢市)-舟形(同県舟形町)間の約1.2キロ。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3社がサービスを提供する。 総事業費は約4億9000万円。国の補助金を活用し、2019年8月からトンネル内に移動通信用中継施設などを設置する工事を進めていた。 東北、秋田両新幹線では7月、全線で携帯電話の利用が可能になった。
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