上野東京ラインの開業をフラダンスで祝う「スパリゾートハワイアンズ」(福島県いわき市)のフラガール(14日午前6時23分、JR品川駅で)=伊藤紘二撮影 14日に開業した「上野東京ライン」。 常磐線、高崎線、宇都宮線の一部が上野駅での乗り換えなしに、東京駅方面へ運行され、乗客は利便性の良さを実感していた。一方、東海道線の乗り入れが始まった上野駅は、横浜方面からの観光客や鉄道ファンでにぎわった。 品川駅や上野駅などでは早朝から出発式が行われ、関係者や大勢の鉄道ファンらが開業を祝った。 横浜市で単身赴任生活を送る会社員市川活之さん(44)は、茨城県日立市の自宅に帰るため、常磐線を月2、3回利用している。この日は品川駅で、午前6時44分発いわき(福島)行き特急に乗り込んだ。 横浜からの東海道線は東京駅止まりだったため、東京、上野駅でそれぞれ乗り換えが必要だったが、品川駅から直通で行けるようになった。