浜松市天竜区の天竜浜名湖鉄道は18日、フィンランドのファッションブランド「マリメッコ」のカーテンなどに模様替えした「スローライフトレイン」をお披露目した。 ブランドを扱う都田建設ドロフィーズ(北区都田町)の協力で実現した。車内カーテンとヘッドレストカバーを、色鮮やかな花柄の生地に変えた。列車はツートンカラーが特徴で、1両のみ現存するTH3000形を使用した。 お披露目列車は関係者を乗せ、天竜二俣―三ケ日駅間を往復した。同社が改修を手掛け、本年度グッドデザイン賞に選ばれた都田駅で式典が開かれた。植田基靖天竜浜名湖鉄道社長は「今後定期運行するので、景色とともに楽しんでほしい」とあいさつした。 蓬台浩明都田建設社長は「レトロな列車を活用し、洗練されたデザインと組み合わせることで可能性が広がるはず」と話した。 列車は19日から通常運行する。詳しい運行日とダイヤは天竜浜名湖鉄道ホームページで