世界各地で大規模なサイバー攻撃による被害が広がる中、大手電機メーカーの日立製作所は、サイバー攻撃を受けて、社内のシステムの一部に障害が出ていることを明らかにしました。
国内で訪日外国人のレンタカー利用が増えている。自分のペースで移動でき、子どもや高齢者の同伴にも便利な一方、交通ルールの違いもあって事故が急増している。各地で対策が進む。 4月中旬、関西空港のレンタカー各社のカウンターに外国人が並んでいた。香港から訪れたエンジニアの男性(35)は「2歳の子が一緒で、電車は不便だから」。一家で1週間かけて関西を巡るという。夫婦とも5回以上訪日し、運転経験もあるといい、妻は「安全運転だから大丈夫。香港の方がスピードを出す人が多くて危ない」と話した。 夫婦でスタッフの説明を聞き、カーナビの言語を英語に変更。笑顔で出発しようとすると、スタッフが慌てて窓をたたいて叫んだ。「ストップ、ストップ。サイドミラーをたたんだまま」。ミラーを出した車は、そろりと走り出した。 2016年の訪日外国人は推計で2400万人を超え、4年連続で過去最多を更新した。国際線が就航する空港で国土
弘南鉄道大鰐線は14日から1年間、水間鉄道(大阪府貝塚市)のデザインを施した車両を運行する。両社が日本初のオールステンレス車両「7000系」を所有していることからコラボ企画として実現。13日には弘前市の津軽大沢駅でお披露目撮影会があり、鉄道ファンでにぎわった。 7000系は1962年に東急電鉄が導入し、88年から地方の鉄道会社に譲渡された。弘南鉄道では22車両が現役、水間鉄道では改装で1000系となった8車両が走っているという。 今回の企画は弘南鉄道オフィシャルパートナーの渡辺康弘さん(31)が「全国の鉄道ファンの注目度が高い両社の車両を生かそう」と提案。弘南鉄道は自社の車両の先頭に、水間鉄道の7000系時代と同じ緑色・水色・青色の3本の縦線をあしらうなどして当時の車両を「復活」させた。 13日の撮影会には県内外から…
平成筑豊鉄道は5月21日、キハ2004気動車の体験乗車・車掌体験イベントを金田駅(福岡県福智町)にある車両基地で開催する。開催時間は13時から16時まで。 キハ2004は1966年、北海道の留萠鉄道が導入したキハ2000形気動車2両のうちの1両。後に茨城交通の湊線(現在のひたちなか海浜鉄道)に移って2015年に引退した。かつて九州の国鉄線で運行されていた準急『ひかり』と同じ塗装が施されていることから、九州でキハ2004の動態保存構想が浮上。翌2016年に平成筑豊鉄道の車両基地に搬入された。今年4月には一般公開イベントが行われている。 平成筑豊鉄道の発表によると、5月21日はキハ2004が車両基地内の線路約150mを往復。13時から16時にかけて計6回走る。平成筑豊鉄道の1日フリー切符「ちくまるキップ」(大人1000円・子供500円)を購入すると、6回のうち1回だけ乗車できる。 このほか、市
関東の大手民間鉄道各社の2017年度設備投資計画が、12日に出そろった。8社の鉄道事業の投資総額は、前年度比10.1%増(計画ベース)の2184億円。東京地下鉄を加えた9社の総額は、6.9%増の3714億円となった。東武鉄道を除く8社が前年度を上回るなど、各社とも20年開催の東京五輪も見据えながら安全対策の強化、サービス向上などを柱に積極的な設備投資を計画。大規模地震などに備えた鉄道施設の耐震補強やホームドア整備を加速するとともに、リニューアルなど快適な駅空間づくりに取り組む。連続立体交差事業の動きも活発化している。 対象は、東武鉄道、西武鉄道、京成電鉄、京王電鉄、小田急電鉄、東京急行電鉄、京浜急行電鉄、相模鉄道の8社に、東京地下鉄を加えた9社。 周辺開発など沿線まちづくりの起爆剤にもなる連続立体交差事業は、京王電鉄が京王線(笹塚駅~仙川駅間)約7.2㎞の高架化工事に向けた用地取得や設計
1日午前11時40分、東京上野駅。全体10両編成17客室に33人を乗せた豪華ベッド列車「TRAIN SUITE 四季島」が初運行を始めた。3泊4日間東北地方・北海道を一周するコースの最高価格は2人1室を基準に95万円。最高級客室は複層にヒノキ風呂も備えている。車両は先頭と後尾がガラスとなっている展望車両で、高級ラウンジもある。走るホテルスイートルームだ。列車は年末まで3泊4日コース21編と1泊2日コース20編が運行される。 四季島のツアーデスクの秋葉美穂さんは「1日に出発した最高級客室の予約倍率は76倍だった」とし、「来年3月までの予約が全部終わっている」と話した。JR東日本は事業費で車両製造費を含めて100億円を投じた。橋本英樹広報担当は「四季島は鉄道を通したクルーズ旅行の新しい市場を切り開くことになるだろう」とし、「地方との連携強化を通じて観光入国に寄与し、地方の魅力を発信する架け橋の
人口減少を実感する統計データが相次いでいる。4月1日の秋田県の人口は87年ぶりに100万人を割り込み、静岡市は政令指定都市の基準である70万人を下回った。全国ベースでは毎年20万人近く人口が減り、中堅都市が1つずつ消えている状況だ。一方で、川崎市は想定より早く人口が150万人を突破、東京都心の区も人口が急増するなど一極集中が続いている。秋田、100万人割れ 仕事の確保課題大型連休の合間の2日
ひたちなか市の第三セクター「ひたちなか海浜鉄道」で、市内の小中学校5校を廃止して小中一貫校を開校する市の方針に合わせ、校舎近くに新駅を設置する計画が進んでいる。通学目的で小中学校のそばに、駅を新たに造るのは異例の取り組みだ。地域密着でアイデアを繰り出し、業績を立て直したローカル鉄道ならではの試みとも言えそうだ。 1両編成のワンマンカーが太平洋沿いのサツマイモ畑を貫くように走る。その一角を市が買い上げて平成33年4月、小中一貫校を開く。市内でも特に少子化が進む地域で、統廃合対象の小学校3校と中学校2校の児童・生徒数は28年度の計591人から、5年後には約500人に減る見込み。市は「1学年2クラスを確保できる」と説明する。 ◆保護者の要望 人口減に伴い全国で相次ぐ小中学校の統廃合。遠方への通学を補う手段にはスクールバスが一般的だ。市もバス利用を検討したが、委託料は年間で1億円以上に上る可能性も
北陸新幹線の未着工区間(敦賀-新大阪)のうち、県内区間の詳細ルートや駅の位置を決める調査が六月から順次、始まることが分かった。小浜-京都ルートが昨年度に決まり、いよいよ着工に向けた手続きが動きだす。福井市内で十四日にあった県北陸新幹線建設促進同盟会の総会で、豊北欽一・県総合政策部長が明らかにした。 県新幹線建設推進課によると、県内の調査地は敦賀、美浜、若狭、小浜、おおいの五市町と見込まれる。関係者らがルート上を歩いて状況を確認。航空写真も撮影する。地質調査などを経て、駅やトンネル、橋のおおまかな位置が決まる。 国の本年度予算には、一連の調査費などとして前年度比30%増の十一億円が計上された。ルートの詳細調査には一~二年、環境影響評価(アセスメント)には四年ほどかかる見込み。与党はこの五~六年間で財源確保策を議論する。財源にめどがつけば、着工認可の手続きに入るとみられる。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く