東京メトロポリタンテレビジョン(MXテレビ)は1日、沖縄の米軍基地反対運動について伝えた内容が批判されていた番組「ニュース女子」の放送を3月末で終了すると発表した。番組にはMXの売上高の1割を占める大口取引先が関与しているが、放送倫理・番組向上機構(BPO)などの厳しい指摘を背景に、事実上の打ち切りに踏み切った。 ニュース女子は、化粧品大手ディーエイチシーの関連会社「DHCテレビジョン」が制作。完成版をMXに納める「持ち込み番組」として2015年10月に同局での放送が始まった。問題になった昨年1月2日放送分については、BPO放送倫理検証委員会が昨年12月、MXが番組内容を適正にチェックせず、中核となった事実の裏付けもないとして「重大な放送倫理違反があった」とする意見を公表していた。 MXは1日、ウェブサイトで「より放送責任を明確にする立場から、当番組の制作主体を当方に移したいとの意向をスポ
![苦渋のニュース女子打ち切り 「新スポンサー探すしか」:朝日新聞デジタル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/075e84fdb6891aca9b337f087da51f86a4c2b892/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.asahicom.jp%2Farticles%2Fimages%2Fc_AS20180301004854_comm.jpg)