北海道の不採算鉄道の存廃を巡り、沿線地域が岐路に立たされている。JR北海道が「単独では維持困難」とする線区は約1200キロメートルと、営業路線の半分を占める。バス路線への転換を受け入れるか、財政支援してでも鉄道を守るかで自治体などは揺れている。一方で、廃線となった鉄路を地域活性化に生かそうとする動きも出始めている。4月1日、新夕張と夕張を結ぶ石勝線夕張支線が廃線となった。最後の勇姿を見ようと前
熱々に焼いた花見かきを受け取り、笑みがこぼれる女性=岩手県宮古市の津軽石駅2019年4月26日、鬼山親芳撮影 三陸鉄道リアス線宮古―岩手船越(岩手県山田町)間に26日夜、宮古湾特産の大粒カキを堪能する「花見かき列車」が走った。参加者たちは焼きガキをほおばりながら、5月1日に迎える「令和の新時代」に祝杯を上げた。 参加料は1人4000円で運賃やビール、酒などの飲み物、弁当込みに、「花見かき」が2個食べられる。2両編成の臨時列車に60人が乗り、宮古駅を発車。岩手船越駅で折り…
県の意見抜き「あり得ない」 新幹線新鳥栖―武雄温泉の建設拒否 知事一問一答 2019/4/27 6:00 (2019/6/13 13:45 更新) 九州新幹線西九州(長崎)ルートを巡り、26日の与党検討委員会に出席した山口祥義知事は改めて新鳥栖-武雄温泉の建設を拒否する考えを示した。記者団との主なやりとりは次の通り。 -検討委でどのような話をしたか。 「主張したのは新鳥栖から武雄温泉の間について、これまで新幹線整備を求めたことはないし、今も求めていない。そういう状況で(議論が)前に進むことはあり得ないと申し上げた」 -委員から佐賀の負担軽減策の提案があったと思うが。 「今のスキームの中で、短絡的にフル規格というのはわれわれとしては難しいんじゃないか。短期間的には無理だと申し上げた。全ての門戸を閉ざすことはないが、少なくともこの短い間に何か方針が決まることはあり得ない」
JR北海道の釧網線で27日、観光列車「くしろ湿原ノロッコ号」の運行が始まった。小雪がちらつく中、道内外から訪れた親子連れらが、釧路湿原国立公園の壮大な風景を楽しんだ。今年で運行開始30周年。 午前11時すぎ、眺めを良くするために窓を大きくした展望車両が、大勢の観光客を乗せて釧路駅を出発。草地を蛇行する釧路川の岸辺に、特別天然記念物タンチョウのつがいが姿を現すと大きな歓声が上がった。所々で徐行しながら、塘路駅(標茶町)との間を約2時間かけてゆっくり往復した。 大阪市から夫と来た高田佐保さん(34)は「大自然に圧倒されました。命の洗濯をしている感じです」と盛んに写真を撮っていた。 4月27日~5月6日は毎日1往復。6月1~16日と同月20~30日は2往復。5月25、26日は川湯温泉(弟子屈町)まで延長運転する。
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