台風19号で被災し、約64%の区間が不通となっている三陸鉄道(岩手県宮古市)は9日、12月中を目指していた陸中山田―津軽石(17.3キロメートル)の運行再開について、2020年1月16日にずれ込むと発表した。中村一郎社長は「追加で工事を行う必要がある場所が新たに見つかったため。来年3月中としている全線復旧の目標に変わりはない」と話している。同様に12月中の復旧を見込んでいた田老―田野畑(22.
JR東日本千葉支社は、JR茂原駅で改札業務を担当していた30代の社員について、乗客の運賃の精算金額のデータを不正に入力し、合わせて22万円余りを着服していたなどとして懲戒解雇したと発表しました。 懲戒解雇されたのは、JR茂原駅に勤務していた30歳代の男性社員です。 JR東日本千葉支社によりますと、この社員は今年7月から10月にかけて改札の窓口で乗客の運賃を精算する際、乗客から受け取った精算額より少ない金額をデータとして入力する不正を合わせて443回繰り返し、差額分22万円余りを着服していたということです。 この社員は、今年4月に採用されていましたが、業務で不正が行われているという内部通報が寄せられ調べたところ、事実が明らかになったということです。 また、ほかにも同じ期間中に、スイカなどIC運賃ときっぷの運賃の精算をめぐり、180人の乗客から合わせて526円を余分に受け取った可能性もあるとい
JR北海道は9日、鉄道の安全に関する取り組みを点検する外部有識者会議「安全アドバイザー会議」を設けると発表した。学識経験者3人で構成し、任期は4年程度の予定だ。2020年1月に立ち上げ、会合は年1~3回開く。社外の知見を生かし、鉄道の安全
週末は時間をやりくりして、会場のとある平和財団に足を向けておりました。愛すべき巣鴨プリズンも懐が広いですね。 で、某有識者会合でちょっと不思議な報告内容があって首をひねる一方、関係先から山中伸弥さんの話がたくさん出てきました。それもあって、産経新聞には山中伸弥さんのiPS細胞研究所の備蓄事業打ち切り通告の話を書きまして、文春でも触れようかなあと思っているんですけれども、私個人としては、山中さん個人の問題や、再生医療における日本の取り組み(と残念な途中経過)とは別に、助成されている金額そのものが不足していて、科研費の使い方の柔軟性が失われ、また受け皿となる日本の大学や研究所の体制が研究者にとって不安定すぎて、山中さんのような著名で実績のある人物でも研究環境を安定させられないのか、という問題に直結すると思うんですよ。 【新聞に喝!】投資家・山本一郎 iPS備蓄「打ち切り」 研究現場の困窮に目を
台風19号の影響で大部分が不通となった第三セクターの三陸鉄道(岩手県宮古市)が、2011年3月の東日本大震災による津波で壊滅的打撃を受けて以来の危機にあえいでいる。三陸鉄道では「釜石と盛の間は通常通りに戻り、洋風こたつ列車などの企画列車も走らせるので、ぜひ足を運んでほしい」と呼びかけている。【米田堅持】
台風19号で被災した第三セクター鉄道の阿武隈急行(伊達市)は6日、不通が続いていた丸森(宮城県丸森町)-槻木(同柴田町)17.4キロの運行を再開した。朝夕のみの運行で本数は通常の半分以下だが、約2カ月ぶりに復活した「生活の足」は、通勤・通学客で活気を見せた。 阿武急は再開に向けて、2日にJR東北線を経由して福島県側から宮城県側に車両8両を移動した。運転本数は朝夕計上下21本(うち4本は角田-槻木)と、台風前(46本)の約45%。東北線で仙台駅まで乗り入れる直通列車は朝夕上下各1本が走る。車両整備にはJR東日本の仙台車両センター(仙台市宮城野区)を活用する。 阿武急の千葉宇京社長は「肩の荷が少し下りた気持ちだが、まだ十分ではない。ダイヤの充実に向けて、お客さまに支えていただきながら、さまざまなハードルを乗り越えていきたい」と話した。 台風19号で、宮城、福島両県にまたがる全長54.9キロのう
西日本鉄道がバス運転士の不足と高齢化の解決策として高校生の新卒採用を進めている。「養成運転士」として2015年に採用を始めて5年。現在2期生までがハンドルを握り、乗客の輸送に活躍している。グループで約3000台を擁する国内最大規模の事業者として人材難を乗り越える。 「高校生の新卒からの育成は難しいという固定観念があった」と振り返るのは、西鉄自動車事業本部長の清水信彦取締役常務執行役員だ。バス運転士の採用は経験者中心でトラックドライバーからの転職者らを即戦力としてきた。だが物流業界自体がドライバー不足に陥り、人材獲得の状況は変化した。新卒には若返りの側面もある。西鉄バス運転士の平均年齢は40代後半。定年延長やシニア社員の制度もあるが、より長期で勤務してもらうには若手の存在は不可欠。そこで新卒高校生の「養成」に踏み切った。 これまで西鉄本体は13人を採用。バス事業での高校生採用は同社の長い歴史
くわ入れをする秋田市の穂積市長(左)とJR東日本秋田支社の木村英明支社長(秋田市で) 秋田市のJR奥羽線秋田―土崎駅間の泉・外旭川地区で、2021年3月の開業を予定する新駅「泉外旭川駅」(仮称)の建設工事が7日、始まった。新駅は、新たな交通結節点として、地域住民らの利便性向上につながると、期待される。 新駅は、ホームと待合室、駅前広場など合わせて約7000平方メートルの広さ。地域の交通の利便性を高めるために、市がJR東日本に設置を求め、総事業費の約20億5000万円全額を負担する。 駅周辺が住宅密集地のため、1日あたりの利用者数は、秋田市内の鉄道駅では秋田駅に次ぐ約2000人を見込んでいる。駅南側の泉地区と北側の外旭川地区の双方に出入り口を設ける。 この日は、現場近くの屋内施設で安全祈願祭が開かれ、JRや市、地元町内会長ら約50人が出席した。くわ入れをした穂積志市長は「新駅は、市が目指すコ
京都市はこのほど、市営地下鉄北大路駅(北区)に線路への転落を防止する可動式ホーム柵を2022年度中に設置する方針を明らかにした。烏丸線では烏丸御池、四条、京都の各駅に次いで4駅目となる。 北大路駅は烏丸線開業の1981年に整備された。国が2011年、各地で相次ぐホームからの転落事故を受け、利用者の多い駅に転落防止用の柵の設置を要求し、市は14~15年に1日平均約10万人が利用する3駅で先行して整備した。 北大路駅は烏丸線全駅の中で4番目に多い1日平均3万1340人(昨年度)が利用している。京都府立盲学校や京都ライトハウスなどに通う視覚障害者の乗降も多いため、設置を決めた。 運行管理システムを21年度に更新し、設計や工事を経て22年度中の設置となる。ホーム柵は全長約120メートル、高さ1・3メートル。乗り降りする開口幅は3メートルで、既存の3駅と同タイプを予定している。費用は3億円超を見込む
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