2020年の熊本豪雨で被災し、一部運休中の第三セクター「くま川鉄道」(熊本県人吉市)は23日、25年度中の全線運転再開を目指すことを沿線・周辺自治体でつくる「くま川鉄道再生協議会」に報告した。豪雨で流失したために架け替える「球磨川第四橋梁(きょうりょう)」は、橋脚の本数を従来より大幅に削減。洪水時に川の...
25日午前7時50分ごろ、JR関西線の柘植(つげ)駅(三重県伊賀市)に停車中の普通列車内(加茂発亀山行き、1両編成)で、運転士が携帯電話で通話している乗客の男性を注意した際、この男性に突き飛ばされた。運転士にけがはなかった。運転士が110番し、三重県警伊賀署が暴行容疑で男性から事情を聴いている。 伊賀署によると、男性は酒に酔っていたと…
保存修理している国の重要文化財・JR旧大社駅(出雲市大社町北荒木)の現場見学会が25日始まり、修理開始後初となる駅舎内部の公開に、かつての利用者が往時を懐かしんだ。会場周辺では関連イベントもあり、親子連れでにぎわった。 旧大社駅は1924年築で、近代和風建築の傑作とされる。JR大社線廃止で役割を終え、老朽化のため市が2020年12月から5年の工期で保存修理している。 3月の見学会は屋根の構造を公開した。2回目の今回は屋根瓦やしっくいの壁の撤去が終わったため、駅舎内部を見ることができる。 木造1階の建物は当時の部材がほぼ残っており、むきだしになった柱やはりは高価だったベイマツが使われている。旧出札室は和風建築ながら西洋風のデザインが取り入れてある。来場者は天井を見上げて構造を確認したり、昭和初期の内部写真(京都鉄道博物館所蔵)のパネルと見比べたりしていた。 高校時代、通学で毎日利用したという
第三セクター井原鉄道は25日、井原駅で、今月末で勇退する藤本悌弘(やすひろ)社長が揮毫(きごう)した鉄印2種類を限定して発売する。井原線の利用者に感謝の意味を込め、2種類1セットの「39(サンキュー)セット」を用意。なくなり次第終了する。
2022.06.25 08:35 DMV運行開始半年、高知県への効果は限定的...住民「振興策遅い」徳島は積極PR 阿佐海岸鉄道のDMV(デュアル・モード・ビークル)は25日、営業運行開始から半年を迎えた。乗客数は鉄道運行時の年間平均に迫る一方、高知県内での経済波及効果は限定的。ようやく観光振興に向けた具体策の検討に入る段階で、沿線住民らからは「遅すぎる」との苦言も聞こえてくる。 DMVを担当する徳島県次世代交通課によると、昨年12月25日の運行開始から5月末までの乗客は2万231人。鉄道時代の年平均約2万3600人(2018、19年度)に半年で到達する勢いだ。 この間に販売した定期券は1件のみで、観光やレジャーでの利用が大半を占める。年間目標7万5千人の達成は見通せないものの、同課は「新型コロナウイルスの影響で冬に団体予約のキャンセルが相次いだ状況も踏まえれば、悪い数字ではない」とする。
南半球のオーストラリアでインフルエンザの感染が拡大していることから、日本ワクチン学会は、ことしは日本でも流行するおそれがあるとして、インフルエンザのワクチンの接種を「強く推奨する」という見解を発表しました。 この見解は、ワクチンの研究者などで作る日本ワクチン学会が、今月23日、学会のウェブサイトで公開しました。 それによりますと、国内では新型コロナウイルスの感染拡大以降、過去2年間、インフルエンザが流行しておらず、抗体を持つ人の割合が低い年齢層もみられることなどから、インフルエンザが流行した場合、死亡者や重症者が増えることや新型コロナとの同時流行で医療への負荷が大きくなることが懸念されるということです。 また、北半球の流行を予測する指標となっている南半球のオーストラリアでは、ことし3月以降、インフルエンザの感染が拡大しているということです。 このため学会では、ことしのインフルエンザワクチン
ブラジルのジャイル・ボルソナロ大統領(2022年6月9日撮影)。(c)Jim WATSON / AFP 【6月25日 AFP】ブラジルのジャイル・ボルソナロ(Jair Bolsonaro)大統領は23日、レイプされて妊娠した11歳の女児が人工妊娠中絶手術を受けたことについて、「容認できない」と非難した。 地元メディアによると、女児は長い法的手続きの末、今週ようやく中絶手術を受けた。 ブラジルでは、レイプによる妊娠、母体に危険が及ぶ場合、または胎児に異常がある場合のみ中絶が認められている。だが、女児が最初に受診した病院は、規定では20週までしか手術が行えないとして、裁判所に決定を委ねていた。 女児の訴えは国内で波紋を呼び、「子どもは母親ではない」というスローガンがSNSで拡散した。 極右のボルソナロ氏は「妊娠7か月の胎児にとっては、どのように妊娠したかとか、(中絶が)合法とかは関係ない。無力
河瀬直美監督ドキュメント映画『東京2020オリンピックSIDE:B』には、なぜ「最も重要な人物」が1秒も映らないのかという話 河瀬直美監督が東京五輪ドキュメンタリーを撮る、と報じられた時、左派からよく引き合いに出されたのはベルリン五輪におけるレニ・リーフェンシュタールだった。要はリーフェンシュタールがナチス政権にそうしたような、東京五輪を美化するプロパガンダになるのではないかという危惧である。 先月に公開された『東京2020オリンピックSIDE:A』を見た時、その心配は杞憂に終わったと感じた。そこにあるのは良くも悪くも監督のメッセージが脱主体化された、東京五輪に参加する各国の選手たちの肖像、さまざまな思いをつないだグラフィティ的な作品になっていたからだ。そこにあるのは良質ではあるが凡庸な記録映画であって、リーフェンシュタールの作品のような強烈な求心力やプロパガンダ性はない。 しかし、である
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