黄と赤の看板や派手なネオンで知られる大阪の激安店「スーパー玉出」(大阪市)が市外の店舗を中心に大幅に閉店し、創業地の同市西成区周辺に店舗を集約する方針であることが7日、分かった。「ファンの多い地元に注力し、物流の効率化で収益を改善する」としている。 コンビニは神への〝冒瀆〟か? ヨーロッパの知られざる買い物事情 玉出は昨年末に38店舗を展開していたが、今年に入って店舗を相次いで閉店。7月末には27店舗まで減少した。年内に市中心部に3店舗を開き、来年以降も西成区を中心に出店を進める。 運営会社「フライフィッシュ」(同市)の湯本正基社長(62)は、取材に「選択と集中。西成は人口が増加傾向で将来性がある。地域密着で西成とともに成長したい」と述べた。 撤退したのは老朽化して家賃負担の大きい賃貸物件が中心で、今後は自社保有店舗を増やすという。イメージを維持するため派手な内装は残すが、ネオンは電気代