県は28日、踏切トラブルが相次ぐ高松琴平電気鉄道(高松市)に対する補助金が、民事再生計画がスタートした2002年度から…
蒸気機関車(SL)の動態保存に取り組んでいる大井川鉄道(本社・静岡県島田市)は、富山県内の公園に展示されていた「C11形」をJR西日本から無償で譲り受けた。今後、車体を詳しく調べ、活用法を決める方針だ。 大井川鉄道によると、譲り受けたのは「C11形」の217号機で、全長12・7メートル、幅3メートル、重さ51・7トン。1941年に製造され、旧国鉄時代に名古屋市近郊や北陸地方で活躍した。69年に廃車となり、富山県高岡市の高岡古城公園で展示されていた。 車体を分割し、島田市内の整備工場に搬入した。最終日の16日には車体の下部の車輪などが運びこまれた。クレーンを使って工場内の線路に設置され、すでに搬入されていたボイラー部分を上部に設置。SLの姿になった。 現在、営業用SL4両を保有する大井川鉄道は、当初は修理に必要な部品調達のため、今回のSLを取得した。ただ、車体を検査して、単独で走行できる可能
JR四国の西牧世博社長は26日の定例会見で、特急列車などの指定席の拡大を前向きに検討する意向を示した。新型コロナ禍以降、混雑回避ニーズの高まりなどから、JR各社で、特急や新幹線の指定席を増やす動きが広がっている。 西牧社長は「利用実態として指定席への志向は強くなっている。それを踏まえ、なるべく指定席は増やしていきたいと思っている」と述べた。「(JR四国の場合は)車両数が限られており、なかなか難しいところもある」としながらも、「多客期には指定席をちゃんとご用意してお座りいただきたい。団体客も指定席が多くないとなかなか席が取りにくくなる」などと指摘した。 JR西日本は2022年春、新大阪―城崎温泉の特急「こうのとり」など一部特急を全車指定席としたほか、JR東海とJR西日本が今月、東海道・山陽新幹線について、年末年始とゴールデンウィーク、お盆の時期に「のぞみ」を全席指定席にすると発表したことが話
利用者低迷で赤字路線となり、一部区間の存廃の議論が検討されているJR芸備線で24日、沿線の地酒を味わえる特別列車「呑(の)み鉄鈍行ちどり足」号が運行された。岡山、広島両県にまたがる沿線には個性的な酒蔵があり、田舎の風景が残る。路線の魅力を発信しようと、市民グループ「芸備線魅力創造プロジェクト」が企画した。 列車は三次駅(三次市)から備後落合駅(庄原市)までを約3時間で往復。2両編成の車両にクラウドファンディング(CF)の支援者ら約100人が乗車し、日本酒を飲みながら、収穫間近の稲穂が揺れる車窓の眺めを楽しんだ。東京都から訪れた有木靖人さん(65)は「路線を守りたくて参加した。当事者が知恵を出し合えば生き残れる」と期待した。
2017年7月の九州北部豪雨で被災し不通となっていた福岡県と大分県をまたぐJR日田彦山線の一部区間は、バス高速輸送システム(BRT)を導入した新路線「ひこぼしライン」にかたちを変えてから28日で1カ月が経過した。通学など地域住民の生活の足としての期待を背負って走る姿は、沿線で深まる秋の景色に溶け込み始めている。 JR日田彦山線の添田(添田町)―夜明(大分県日田市)間と、JR久大線の夜明―日田(同)間の約40キロを結んでいる。東峰村の筑前岩屋―大行司駅間に架かる「宝珠山橋梁(きょうりょう)」は、連なるアーチが特徴だ。1938年に完成した長さ約79メートルのコンクリート充腹式の5連アーチ橋で、近代土木遺産に指定され「めがね橋」の愛称で親しまれてきた。
【余市】町民有志でつくる「JR余市駅を存続する会」は25日、北海道新幹線札幌延伸に伴い廃線とバス転換で合意されたJR函館線長万部―小樽間のうち、余市―小樽間の存続に向けたフォーラムを余市駅舎内のエルラプラザで開いた。...
【読売新聞】 JR九州は26日、バイオディーゼル燃料を列車に導入するための実証実験を10月に始めると発表した。博多駅ビルの飲食店などから出る廃油でつくられた燃料を活用する計画で、軽油から転換することで鉄道事業の二酸化炭素(CO2)排
36人が死亡、32人が重軽傷を負った2019年7月の京都アニメーション放火殺人事件で、殺人罪などに問われた青葉真司被告(45)の裁判員裁判の第8回公判が20日、京都地裁であり、遺族による被告人質問が初めて行われた。質問に立った寺脇(池田)晶子(しょうこ)さん=当時(44)=の夫(50)は、閉廷後の取材に「青葉被告の言葉は、反抗期の子どものように幼稚だった。救われるものはなく、余計につらくなった」と心情を明かした。 ■「あなたに聞きたいことがある」 20日正午、法廷に硬い声が響いた。検察官席に立った夫は深く息をはき、目の前の青葉被告に直接、語りかけた。「私は寺脇晶子の夫です。あなたに聞きたいことがある」 最初に質問したのは、被告の人間関係だった。アルバイトや派遣社員を転々とし、刑務所を出所してから事件を起こすまで「親族や友人、人生を相談できる相手はいたのか」。人生につまずいた時、周囲の支えが
神戸電鉄(神戸市兵庫区)は27日、回数券の販売を来年4月30日で終了すると発表した。同年4月1日からは、交通系ICカード「ICOCA(イコカ)」を使った乗車でポイントを還元するサービスを始める。ICカードの利用増に対し、回数券利用が減っているため。 販売を終えるのは、神鉄各線と神戸高速線、他社線連絡、通学用割引の回数券。身体・知的障害者用特別割引回数券は販売を続ける。神戸市営地下鉄の駅で発売する神鉄線との連絡回数券は引き続き利用できる。 イコカでの新サービスは、月内に同一運賃区間を11回以上利用すると、11回目以降の運賃の10%をポイントとして付与。翌月15日以降、各駅の精算機で1ポイント1円として10円単位でチャージでき、鉄道やバスの乗車や買い物に使える。サービスの利用は精算機での登録が必要になる。 JR西日本や阪神電気鉄道、阪急電鉄などは既に回数券の販売を終え、同様のICカードサービス
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