亀山市若山町の市歴史博物館に展示されている木ノ下古墳(同市木下町)から出土した「人物埴輪(はにわ)」の名前を募集している。展示している実物を見て、名前を書いて投票する方式で、締め切りは展示が終了する来年4月17日。 人物埴輪は高さ52センチで、頭の部分に鉢巻き、首の襟の部分にボタンが付いており、切れ長の目が特徴。名阪国道の建設に伴う64年の発掘調査で、長さ30・5メートル、最大幅25メートルの前方後円墳から出土した。三重大が保管しており、常設展で一時的に里帰りしたのを機に同博物館が名前を募集した。13日現在の投票状況は計211票で、108通りの名前が寄せられているという。 入館料は月~金曜日が大人200円、小学生~大学生100円。土、日曜日は小中学生が無料。休館日は毎週火曜日で、今月は16~18日に臨時休館する。 問い合わせは市歴史博物館(0595・83・3000)。【大原隆】 〔三重版〕