2010年08月13日18:36 カテゴリ為替FX デフレを忘れて円高に騒ぐ日本。 出口戦略は、どこへやら。この3〜4ヶ月で長期金利は低下。さらに物価は上がりにくい、しかも雇用が弱いということで、デフレを懸念する声がアメリカで強まっています。CNBCでは「デフレ」という話になると必ずといって良いほど「日本」という単語が出てきます。 Fedが米国債の買い取りを続けると発表したため、為替はドル円で85を割り込む円高に振れました。日本の新聞には「為替介入」の文字が躍っていますが、焦点がズレているように思えます。「節目を割り込む円高になった!→大変だぁ→総理、財務省、日銀のコメントを取れっ!→さて介入か?」という報道のパターンは、いつもながらの円高まつり。デフレから脱却するためには何か必要か?という中長期の視点が抜け落ちている。だから米国でデフレへの警戒が強まって政策が変わっても、それが強く意識さ