太宰府天満宮の「梅の使節」の表敬を受け、紅白梅の香りに笑顔の麻生太郎・首相 =5日午後5時33分、首相官邸(酒巻俊介撮影) 麻生太郎首相は5日夕、首相官邸で地元・福岡県の太宰府天満宮「梅の使節」の表敬を受け、巫女(みこ)を務める品川真美さん(23)と福田雪さん(22)から梅の盆栽を贈呈された。 「いいにおいね」と梅の香りを楽しんだ首相は、「はるもやや けしきととのふ 月と梅」という松尾芭蕉の句を口ずさんだ。西高辻信良宮司(55)から「太宰府の方からどんどん東風を吹かせて、元気で頑張ってほしい」と激励されると、天神様・菅原道真の代表する短歌の上の句「東風(こち)吹かば にほひをこせよ 梅の花」と顔をほころばせながら披露してみせた。