こんにちは。夢中図書館へようこそ! 館長のふゆきです。 今日の夢中は、会津の名酒「寫樂」純米酒です。 ■寫樂(しゃらく) 日本酒ファンに人気の日本酒、「寫樂」(しゃらく)。 会津若松に蔵を構える宮泉銘醸の看板銘柄です。 もともと「寫樂」という銘柄は、宮泉銘醸と同じく花春酒造から分家した会津若松の蔵元、東山酒造のものでした。 東洲斎写楽の浮世絵が描かれたラベルが印象的な日本酒で、会津の人々から人気を集めていたのだとか。 ところが、東山酒造は2009年に惜しまれながらも廃業することに…。そこで、起源を同じくする宮泉銘醸が「寫樂」の銘柄を引き継ぐことになったのです。 奇しくも、宮泉銘醸は、現社長の宮森義弘さんが、これまでの普通酒中心の酒づくりから、少量でも品質にこだわった特定名称酒への転換を模索していたところでした。 宮森さんは、酒米から仕込みなど細部までこだわった酒造りへ蔵を改革。歴史から消え