中国最大のポータルサイト「百度」(Baidu)。Googleが中国からの撤退を決定し、中国市場での存在感をさらに増している。その百度の日本法人バイドゥ株式会社が独自に展開するのが「Baidu Type」だ。 昨年末、Google日本語入力と歩調を合わせるかのように登場したBaidu Type。 Baiduは中国では独自のIMEを提供していないこともあり、ユーザーからは正直、意外さをもって迎えられた印象すらある。Baidu Typeはその後も改良を加え、先日β表記を取り正式版になった。Google日本語入力は記事執筆時点でまだβ表記は取れていない。 登場直後にも、担当者にその狙いを尋ねた(関連記事)が、今回は正式版の完成度や今後の狙いなどを聞いてみよう。 流行語カバー率「81%」 ── 登場直後のインプレッションやインタビューでお聞きした内容を踏まえて、以前の記事で「Baidu Typeは“