あるママとその息子さん・耕平君のお話。 パパは家事にも育児にもかなり協力的なイクメン。 でも、ママの「母親」としての気持ちは何となく満たされていない。そんなある日、5歳になった耕平君が保育園からの帰り道に突然ママに向かってこう言いました。 「小さくなるまで抱っこして。。。」 さて、どういう意味でしょう?耕平君の気持ち、ママの母親としての思い。。。初回の今回はちょっと素敵なエピソードのご紹介です。 「ねぇ、ママ、抱っこ。」 保育園の門を出ると、耕平はいつものようにせがんだ。 「はいはい、抱っこね。」 園から自宅までは平たんな直線。ただ、信号をいくつもいくつも越えなければならない。大人が急いで歩いても20分はかかる道のりを、仕事と通勤で疲れきった体に残った力を集め、日に日に重たくなっていく我が子を抱っこして自宅へと歩き出す。 「自分で歩けるでしょ?」「ママだって疲れてるんだよ。」 と思わず口か