U-22プログラミング・コンテスト実行委員会の主催により、「U-22プログラミング・コンテスト」(@u22procon)が開催される。募集は7月上旬を予定しており、10月5日には最終審査が行なわれることになる。同委員会の実行委員会委員長を務めるサイボウズ 代表取締役社長の青野慶久氏と、実行委員である日本マイクロソフト 代表執行役社長の樋口泰行氏による対談の2回目をお届けする。 プログラミングに出会うと、何が変わるのか 青野 僕は、中学2年の時に初めてプログラミングを書いたのですが、その時に感じたのは、言葉は悪いですが、「ソフトウェアによって、デバイスを“奴隷”のように使える」ということだったのです。コンピュータに自在に計算させたり、出力させたりできる。 樋口 ただ、昔はコンピュータのリソースには限界がありましたから、どうやってバグを見つけるのかといったことも大変だった。エラーしか表示されな