Cocoa Emacs は安定していると思ったが、 どうもポップアップダイアログが出ると暫くして落ちてしまう。 flymake をチマチマ使えるように設定を弄ったら、時々でるポップアップに刺さる。。。 しようがないので、gdbで追っかけてみた。 調べてみたら、次のような簡単な処理でも、 ポップアップが出て暫くしてEmacsが落ちるようである。 どうも inline patch 側での処理抜けらしい。。。 こんな感じに修正すると落ちなくなった うん、すこぶる快適
Cocoa Emacsシリーズ第4弾となる今回は、日本語インプットメソッド(IM)の設定およびカスタマイズについて紹介する。快適な日本語環境まであと少し、いましばらくお付き合いいただきたい。 日本語IMを使うための準備 本シリーズでは、日本の有志ユーザーが開発し配布する「Inline patch」の適用を前提としている。Inline patchには、オリジナルのEmacs 23にないIM関連の関数が追加されるなど、日本語環境で便利に使えるため、Cocoa Emacsを志すのであれば是非とも導入しておきたい。 そのInline patchに含まれる関数だが、default-input-method変数に「MacOSX」を定義しておくと、前述したIM関連の機能が有効になる。まずは~/.emacs.d/init.elへ以下のとおり記述を追加しよう。 (setq default-input-met
“Cocoa EmacsことMac OS Xで動かすEmacs 23”シリーズの3回目は、初期設定ファイル「~/.emacs.d/init.el」について。Emacs Lispで書くなど文法そのものは旧来のEmacs同様だが、インラインパッチに含まれる拡張命令もあるため、この場を借りて数回にわたり解説してみよう。 Metaキーの設定 Cocoa Emacsでは、CommandキーとOptionキーの挙動が変更されている。Carbon Emacsまでは、デフォルトでCommandキーがMetaキーにアサインされていたのだが、これがOptionキーに変更されてしまった。手クセは治りそうにもないので、以下の記述をinit.elに書き加えてCommandキーをMetaに、OptionをSUPERキー(Winキー)に入れ替えている。 ;; Command-Key and Option-Key (se
Emacs 23(Cocoa Emacs)をSnow Leopardでという試み、今回はビルドの方法について説明する。まずはTerminalを起動し、カレントディレクトリに「emacs-23.1.92.tar.gz」と「inline_patch-23.1.92-b1.tar.gz」がある状態から、以下のとおりコマンドを実行しよう。 configure実行時に指定するオプションの意味だが、「--with-ns」ではMac OS Xならではのバンドルが生成され、Emacs Lispなどの各種リソースファイルが内部に格納される。「--without-x」はX Window Systemを使用しないためのもので、いずれもCocoa Emacsをビルドするとき必須だ。 $ tar xzf emacs-23.1.92.tar.gz $ tar zxf inline_patch-23.1.92-b1.t
auto-complete v1.2がリリースされ、各メジャーモード用に辞書ファイルを用意すれば手軽にキーワードを補完できるようになっています。 最初から用意されている辞書ファイルは、 c++-mode c-mode clojure-mode css-mode java-mode javascript-mode php-mode python-mode ruby-mode Cocoa用の辞書ファイルはないので用意します。vi(m)用のCocoaキーワードファイル | hippos-lab::blogで配布されいている、"objc_keyword"をダウンロードし"objc-mode"というファイル名にします。"objc-mode"ファイルをauto-completeの辞書ファイルが置かれているディレクトリ(初期値は"~/.emacs.d/ac-dict")にコピーします。 あとは、"~/.
仕事道具は何かと尋ねられれば、筆者は即座に「Emacsです」と答える。NeXTSTEP 3.x時代のEmacs.appに始まり、一時期メインの環境にしていたWindows NT 3.5〜4.0ではMeadow、Linux(X11)ではMuleとXEmacs、そしてMac OS XではCarbon API対応のパッチ(後に本家GNU Emacsへマージ)をあてた通称「Carbon Emacs」を使い始め、現在に至る。これがなければ作業効率がガタ落ちする、大切な相棒だ。 思えば遠くへ来たもので、そのCarbon Emacsとの付き合いも8年目に突入。当初は日本語IMがインライン入力できないなど問題を抱えていたが、MacEmacs JPの有志ユーザーによるパッチ提供などの貢献もあり、快適に利用できるようになった。おかげでここ数年は特に不満もなく利用していたものの、状況は変わりつつある。 というの
Emacs 23.1に入れ替えてみた。以下から http://github.com/typester/emacs $ ./configure --with-ns $ make bootstrap $ make installで、動かしてみると、今まで使ってたCarbon Emacsと微妙に違うところがちらほら。 少し.emacs.elを書き換えた。 まずは日本語フォント。フォントのことは全然わからないのだけどとにかく気に食わなかったので色んなところからコピペしてためしてみて気に入った以下の設定で。 ;;; フォント設定 from http://sakito.jp/emacs/emacs23.html#id14 (when (>= emacs-major-version 23) (set-fontset-font (frame-parameter nil 'font) 'japanese-j
Emacs 最新版の解説は Emacs24 のインストールと新機能 を参照してください。 概要 Mac OS X 上で Emacs23 の利用を始めてから使いこなしまでの解説。 今の所この文章はあまりコンピュータ初心者向けとは言えません。Emacs をまったくしらない場合はJFの文章である Emacs Beginner's HOWTO が参考になるでしょう。 またこの文章は http://macemacsjp.sourceforge.jp/ に書いた物を中心に個人的なメモをまとめた物です。 以下で Mac Emacs のメーリングリストを運営しています。Mac上で Emacs を利用している方は加入してみてください。 http://lists.sourceforge.jp/mailman/listinfo/macemacsjp-users またはてなで Emacs グループを運営しています
iPhoneアプリ、買ってますか? つい"ポチッとな"してしまう仕掛けの数々に、Appleの計算高さが見え隠れしてしまうのですが。それはさておき、不定期に発生する「期間限定セール品」、そのお知らせを効率よく知る方法はないものでしょうか? 先日、コナミの「フロッガー」を67%OFFで購入したのですが、私はたまたま情報を入手できたからいいものの、セール情報自体知らない人も多いはず。売り手 / 買い手ともに、もったいない話だと思うんですよねえ。 さて、今回も『第331回 Cocoa対応で大きく変わった「Emacs 23.1」(1)』に続き「Emacs 23.1」(Cocoa Emacs) について。筆者の「~/.emacs.el」から、Cocoa Emacsに必要 / あれば便利な設定を抜粋する形でお届けしたい。 海上忍氏が利用中の「.emacs.el」(抜粋)はこちらからダウンロードできます(
Time Capsuleがアップデート、2TBモデルが追加されました。価格は従来の1TBモデルと同じ50,800円、新しい1TBモデルは30,800円ということで、事実上の値下げ。こまめにシステムのバックアップを行うべく、導入を検討しようかと思います。 さて、今回は「Emacs 23.1」について。言わずと知れた多機能テキストエディタの最新版、時代の要請に応じた最新フィーチャーが盛り込まれている。ここでは、その全体像から見てみよう。 Emacs 23.1の新機能 Emacs 23.1は、2007年6月にリリースされたv22.1以来約14カ月ぶりとなる、安定版としてのメジャーバージョンアップだ。全プラットフォーム共通の変更点もあれば、OS X限定の新機能もあり、OS XにおけるEmacsユーザにとっては看過できないリリースとなっている。 まずは、全プラットフォーム共通の変更点から。内部のエン
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