「日本のIT革命は、まだブラウザという1つのアプリケーション上でしか起きていない。インターネットの可能性はもっと大きく、ダイナミックなものであり、現在は始まりに過ぎない」――フリービット代表取締役社長CEOの石田宏樹氏は、こう断言する。 これは、8月29日に開催されたシーネットネットワークスジャパン(現:朝日インタラクティブ)主催のイベント「CNET Japan Innovation Conference2009〜ネットサービスで変革する情報機器・家電の世界」(CJIC 2009)での一幕だ。 フリービットは2000年5月創業。インターネット接続事業者(ISP)にインフラなどを提供しており、200社以上のISPを顧客に持つという。売上高の90%以上が継続課金の売り上げという、安定したビジネスモデルが特徴だ。2007年に東京証券取引所マザーズ市場に上場しており、2009年4月期の業績は売上高