花王 最新の研究施設建設 化粧した顔を立体的に再現 | NHKニュース大手日用品メーカーの花王は、子会社のカネボウ化粧品と研究開発部門を統合し、化粧をした人の顔を立体的に再現できる機器など最新の設備を備えた研究施設を神奈川県小田原市に建設しました。 小田原市に完成した新たな施設には、撮影した人の顔を樹脂で立体的に作り、さまざまな化粧を施した映像を投影できる機器や香りのもとを調合しおよそ４００種類の香りを自動的に作れる設備などが導入されています。 カネボウ化粧品では、３年前に利用者の肌がまだらに白くなる白斑と呼ばれる症状が出る問題が起きていて、花王は研究部門を統合することで商品の安全性も高めたいとしています。 化粧品業界では、富士フイルムや江崎グリコなど異業種からの参入が相次ぎ競争が激しくなってます。 会見で花王の夏坂真澄常務は「化粧品の業界にはいろいろな業者が参入し、グローバルな異種格闘技になっている。時代が変化する中、ブランドの個性を磨いていきたい」と話し
