室蘭の菓子店が開発した「カレー味」の生キャラメル スイーツ業界でブレーク中の生キャラメルに、「カレー味」が登場した。カレーラーメンの本場・室蘭市の菓子店が開発。スイーツとカレーの「融合」に試行錯誤を重ねたといい、菓子店は「室蘭に足を運んでもらえる名物にしたい」と話す。 開発したのは同市海岸町1丁目の「旅良菓(たびよか)」(樋渡孝子店長)。生キャラメルブームと地元名物にあやかった商品として、室蘭カレーラーメンの会の協力も得て、1月から開発に乗り出した。 課題はスイーツとカレーの「ミスマッチをマッチさせること」(樋渡店長)だった。カレーパウダーや香辛料などで作る調味液の分量が少ないとカレーの風味が出ず、多ければ香辛料が前面に出る。 初めは甘さと辛さが反発、のど越しも悪かったが、試作を重ね、「作業にひと工夫を加えた」(同店長)ことで、カレー風味がほんのり広がり、口当たりも滑らかな商品にで