2010年3月8日のブックマーク (6件)

  • 〈歴史×状況×言葉 朝鮮植民地支配100年と日本文学〉 第3回 夏目漱石(下)

    「己みたような腰弁は殺されちゃ厭だが、伊藤さんみたような人は、哈爾賓へ行って殺される方がいいんだよ」「伊藤さんは殺されたから、歴史的に偉い人になれるのさ」−夏目漱石の小説「門」の宗助は、伊藤博文殺害の理由を詳しく語る代わりに、こんな風にお米に話す。「腰弁」(「腰弁当」の略、弁当を腰にぶら下げて出勤する安月給取りのこと)という平凡人としての自己確認は、伊藤殺害という歴史事件から距離を置くことで成立している。「成効」という雑誌をすぐに伏せてしまう宗助は、もはや「成効(成功)」を夢見ることなく、わびしい平凡人として、暗い過去を隠し、世間から懸絶した夫婦生活と自我の内側へといっそう自ら閉じ塞いでいく。 宗助と同じく国内での「成効」コースから外れた者たちが新天地を求め大陸へと渡っていた時代、「朝鮮の統監府」の「立派な役人」となった息子の仕送りで「気楽に暮して行かれる」隠居夫婦の話が出てくる。穴の

    kayagum
    kayagum 2010/03/08
    なにげなく、姜尚中に対する批判が行われている。
  • 「高校無償化」 京都、大阪で記者会見と緊急集会

    新たな民族差別、座視できない 制度の質に立ち返り、平等な適用を 4月から実施される予定の「高等学校無償化」制度から朝鮮学校だけを除外しようとする議論が出ていることと関連し、各地で朝鮮学校にも適用することを求める動きが活発に展開されている。1日から6日までの間だけでも、京都と大阪ではそれぞれ記者会見4回、街頭宣伝3回、緊急集会2回を開催した。 ■京都 「無償化」措置から朝鮮学校を除外しないよう求める要望書を1日に総理大臣、文部科学大臣などへ提出した「文化・学術・市民交流を促進する日朝友好京都ネット・地方議員の会」と、2日に同要望書を提出した学者、宗教家、文化人らが会見を開き、それぞれの立場から朝鮮学校の公共性と役割、朝鮮学校卒業生の学力と地域貢献、制度来の目的から朝鮮学校を外す理由がないことなどを訴えた。 京都府議会の角替豊副議長は、カリキュラムが確認できないのならば確認すればいいまで

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    kayagum 2010/03/08
    このほかにも朝鮮新報のホームページで無償化問題に関する記事が多数アップされています。ぜひ、ご参考に。
  • 女性たちの外泊~キム・ミレ監督インタビュー~ | OurPlanet-TV:特定非営利活動法人 アワープラネット・ティービー

    女性労働者500人の510日の闘いを映し出した韓国のドキュメンタリー映画「Weabak:外泊」。監督のキム・ミレさんは、30代半ばで初めてビデオカメラを持ち、土方をしていた自分の父親を撮影。市民のためのメディアセンターMediACTでサポートを受けながら、映像制作を勉強したという。 現在では多数の作品を発表している独立系映画監督に、女性労働者に寄り添いながら撮影した作品について、お話を伺いました。

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    kayagum 2010/03/08
    観たい映画。
  • 日曜日に思ったこと - 日刊イオ

    昨日は第60回東京朝高卒業式があり、私も妹が卒業するので参加してきました。 私も同校卒業生ですが、卒業式に参加するのは高級部3年以来のことで、 久々に朝高生のトレードマークである「アイパー」頭や、 卒業公演で「万豊年」の歌を肩を組みながら歌う生徒たちの姿を見ながら すごく懐かしくもあり、うれしい気持ちになりました。 (ちなみに、アイパーは来年から禁止になるとかならないとか…。 個人的にはすごく寂しいんですけど。笑) 式に参加している最中、在学中の高2の女の子の投書が、 朝日新聞の朝刊の「声」の欄に掲載されたというニュースを聞きました(校長先生がおっしゃってました)。 その子の名前を聞いて一瞬耳を疑いました。 私がここ数年来かわいがってきた、同じ部活の後輩だったからです。 家に帰って確認してみると、やっぱり私が知っているその子でした。 「朝鮮学校生を除外しないで」という投書を読みながら、胸が

    日曜日に思ったこと - 日刊イオ
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    kayagum 2010/03/08
  • media debugger - 衆議院・文部科学委員会審議録(3月5日) (2)――高校「無償化」法案における朝鮮学校排除をめぐって

    前回に引き続き、3月5日の衆議院・文部科学委員会における高校「無償化」法案の審議から、朝鮮学校に関連する諸発言を抜粋して紹介する。が、考えてみたら、審議録はそのうち「国会会議録検索システム」にアップされるのであった・・・。まあ、速報にはなっているし、個人的にも勉強になった、と思うことにしておく。それにしても、在日朝鮮人の民族教育の権利を歴史的文脈(日の朝鮮植民地支配責任)から語ろうとする政党が一つもないところが、改めてひどいと思う。朝鮮学校の排除に反対している公明党がストレートに、共産党がツンデレに、民主党政権にアピールをかけているように(下記審議録参照)、すでに左派にとってもレイシズムが絶対的な争点にはなっていないことがよくわかる。 衆議院・文部科学委員会審議録(3月5日) (2) 池坊保子(公明党):〔前略〕一昨日、東京・横浜ドイツ学園、東京都・世田谷区立・・・区医師会立看護高等専修

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    kayagum 2010/03/08
    池坊保子議員は月刊『イオ』編集部編『日本の中の外国人学校』でインタビューされている。あわせて どうぞ。
  • 高校無償化、朝鮮学校排除反対で332人の弁護士が意見書で連署! — UnionTube

    署名発起団体である「外国人学校・民族学校の問題を考える弁護士有志の会」共同代表の吉峯啓晴弁護士は記者会見で、「日のほぼすべての大学が、朝鮮高級学校卒業生の受験資格を認めていることからも、朝鮮学校が日の高等学校と比べて遜色ないことはあきらかである」「外国籍の子も含めて学習権を保障することは、民主党がめざす教育政策の基であるはずだ」と述べた。 また朝鮮高級学校卒業生の金舜植弁護士は、「私の友人の卒業生には、公認会計士もいれば医者もいれば教員もいる。ごく普通の人々が普通に社会で働いている。そのような卒業生を輩出した朝鮮学校にぜひ見学にきてほしい」と語った。 この「意見書」の賛同人の数は、増えて続けている。そして高校無償化から朝鮮学校を排除することに反対する取り組みは、東京、大阪から全国にひろがりつつある。 *同じ動画が以下のユーチューブでもご覧いただけます。 http://jp.youtu

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    kayagum 2010/03/08
    弁護士の記者会見。動画も見られます。