ブックマーク / xtech.nikkei.com (190)

  • WindowsからLinuxをリモート操作、画像処理もラクラク

    Linuxは、標準機能や膨大な数のフリーソフトLinuxならではの多彩なコマンドラインツールを使うことで、より便利にカスタマイズできる。この特集では、そうした数々の「便利ワザ」を紹介する。それぞれの難度は、簡単に使いこなせる「Lev.1」からある程度の専門知識が必要な「Lev.3」の3段階のレベルで示している。 13 画像ファイルをコマンドで加工する(Lv.2) 多数の画像ファイルを加工したいときは、「convert」コマンドを使うと便利です。convertは、画像処理用のツールを集めた「ImageMagick」に含まれるコマンドです。ImageMagickは、次のコマンドでインストールします。

    WindowsからLinuxをリモート操作、画像処理もラクラク
  • デジタル庁のガバクラに米メガクラウド4社が参入、国産勢が応募できない壁は何か

    デジタル庁は2022年10月3日、日の行政機関が共同利用する「ガバメントクラウド」について、2022年度に調達先とする4社を公表した。新たに採択された米Microsoft(マイクロソフト)など2社を含め、いずれも「メガクラウド」とも呼ばれる米国の大手ITベンダーが占めた。 河野太郎デジタル相は同日の会見で、「事業者が2社から4社に増えたことで、(ガバメントクラウドの)品質や競争力が向上していくだろう」と利用拡大に期待を示した。応募した4社がすべて採択されており、国産ベンダーを含めてほかには応募がなかったことも明らかにした。 今回の調達では、デジタル庁は2021年度に提示した技術要件を一部見直し、過剰だともいえた要件の中には削除したものもある。それでも国内勢は応募できなかった。立ちはだかる壁はどこにあるのか。 AWSなど「メガクラウドのコピー」色は弱まったか 2022年度に調達先として選ば

    デジタル庁のガバクラに米メガクラウド4社が参入、国産勢が応募できない壁は何か
  • 半導体人材を10年で10倍に、東大のアジャイル開発手法

    半導体人材が足りない――。この深刻な問題の解消に、東京大学が名乗りを上げた。半導体を容易に設計・製造できる体制を構築し、特定の用途に特化したチップ(専用チップ)の開発や社会実装を支援する。学生だけではなく社会人にも門戸を開き、半導体人材を今後10年で10倍に増やす計画だ。 東京大学は半導体の効率的な開発や人材育成のための拠点「Agile-X」を立ち上げ、2022年7月にキックオフイベントを開催した。このプロジェクトではソフトウエア開発の手法を応用して半導体を効率的に設計できる仕組みを整え、最終的に開発期間とコストを10分の1に減らす。10年にわたる長期プロジェクトを通じて半導体人材を現在の10倍に増やす目標だ。設計から製造までの工程をわずか2週間に短縮し、人工知能AI)などの用途に特化した専用チップを早期に開発できるようにする。

    半導体人材を10年で10倍に、東大のアジャイル開発手法
  • KDDI通信障害の報告書で見えた地獄絵図、痛恨のミスから次々と事態が悪化

    総務省の有識者会議「電気通信事故検証会議」は2022年10月5日、KDDIが7月に起こした大規模通信障害に関する検証報告書を公表した。KDDI自身がこれまで4度にわたって記者会見を開いて説明しているので全体像は把握していたが、さらに深掘りした興味深い内容となっている。 例えば障害の影響が全国に波及した点。同業他社からは「KDDIはなぜ影響を局所化できなかったのだろうか」と疑問の声が上がっていた。原因は、同社が音声通話用の「VoLTE(Voice over LTE)交換機」のネットワークをフルメッシュ構成にしていたためだった。東西でネットワークを分けるのが一般的な印象だが、同社は「特定の拠点で発生する輻輳(ふくそう)を早期に収束させるため」に全国フルメッシュ構成を採用していた。これが裏目に出た。今後は東西分散構成に変更するという。 検証報告書を読むと、厄介な出来事が次々と発生して事態が悪化し

    KDDI通信障害の報告書で見えた地獄絵図、痛恨のミスから次々と事態が悪化
  • 2004年稼働の「ZOZOTOWN」を5年越しで刷新中、AWS上でマイクロサービスを推進

    年間1000万人超が買い物をする衣料品EC(電子商取引)モール「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」。運営元のZOZOは現在、同社初となるZOZOTOWNのシステム刷新を5年越しで進めている。オンプレミス環境で2004年に構築したシステムをつくり替え、処理能力の引き上げと合わせて、アプリケーションの開発効率を向上させる狙いがある。 「開発とビジネス部門を密に連携する『BizDevOps』という方針の下、ユーザーに対して質的な価値を素早く提供できるようにしたい」。プロジェクトを率いる瀬尾直利技術部長兼VPoEはシステム刷新の背景をこう語る。 ストアドプロシージャーをJavaに書き換えるも性能出ず システム刷新は現在も続いており、目指す姿までの進捗率は50%程度という。これまでの取り組みを振り返ると大きく2つのフェーズに分かれる。第1期に当たる2017年から2019年にかけては、オンプレミ

    2004年稼働の「ZOZOTOWN」を5年越しで刷新中、AWS上でマイクロサービスを推進
  • 安価なWindowsタブレットをLinux化、iPad風おしゃれタブレットに

    最近は新品でも安価に入手できるデバイスが増えてきた。こうしたデバイスに最新のLinuxを入れると、小型パソコンとして利用できるようになる。それぞれのデバイスの特徴に合わせた用途に使えるようLinux化する方法を紹介する。 iPadOSに似た「JingOS」と、Debianベースの「Mobian」を使い、タップ操作で使えるタブレット型のLinux PCを作ってみましょう。 実売3万円ほどで販売されている格安WindowsタブレットPCLinux化して、Androidタブレットや米Apple社の「iPad」ライクに使えるようにします。中国のメーカーが作る、いわゆる「中華タブレット」は、低価格な割に十分な性能な持ち、Linuxをインストールして楽しむ余裕があります。 Linux化するデバイス WindowsタブレットPC「Teclast X16」 中国Teclast社が2021年に発売した「T

    安価なWindowsタブレットをLinux化、iPad風おしゃれタブレットに
  • セブンイレブンのシステム障害、「データの切り替えが正常に作動しなかった」

    セブン―イレブン・ジャパンは2022年9月23日、全国の店舗で発生しているチケットサービスに関するシステム障害の原因を明らかにした。新しいイベントチケットの取り扱いを始めるに当たって、「データの切り替えが正常に作動しなかった」(同社)ことが原因という。9月24日午前9時35分時点で復旧していない。

    セブンイレブンのシステム障害、「データの切り替えが正常に作動しなかった」
  • 厚生労働省が10年備えた感染把握システムを採用せず、急造「HER-SYS」は機能不全

    医療現場の負荷軽減へ縮小運用を続ける感染者情報管理システム「HER-SYS」。実は、厚生労働省が約10年かけて開発を進めてきた別の感染把握システムがある。「症例情報迅速集積システム(FFHS)」と呼び、現場の負荷を極力抑えたものだ。だが厚労省はなぜかFFHSを採用せず、HER-SYSを急造する選択をした。累計50億円以上を投じたHER-SYSを含め、決定の経緯と結果の検証が必要だ。 新型コロナウイルス対策に活用する「新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システム(HER-SYS)」がたび重なる運用見直しに追われている。その大きな要因の1つが、国が医療機関や保健所に求める入力事務の負荷の高さだ。 当初は患者の個人情報や症例に加え、濃厚接触の追跡に使う関連情報など約120項目の入力が必要で、1件に20~30分を要したという。医療現場から改善要望が強く、厚生労働省は2020年末に発生届と同

    厚生労働省が10年備えた感染把握システムを採用せず、急造「HER-SYS」は機能不全
  • ストレージに長年ため込んだ膨大なファイル、管理や整理に役立つフリーソフト

    長年ため込んだファイル群から必要なものを探し出すのは至難の業。日ごろからフォルダーで整理整頓すれば済む話だが、たいてい三日坊主で終わる。 フォルダー整理はもう不要 ラベルを付ければ一目瞭然 〝面倒な整理はしない派〟にお薦めなフリーソフトが「TagSpaces Lite」と「FenrirFS」だ。アプリ上でファイルやフォルダーにタグ(ラベル)を付けて管理できるので、元のファイルをあれこれ仕分けする必要がない。 パソコン全体のファイルを管理するならTagSpaces(図1、図2)。アプリではエクスプローラーと同様にパソコン内のフォルダー群が表示され、タグをファイルやフォルダーにドラッグして付ける(図3~図6)。既定ではタグの名前をファイル名に埋め込む設定なので注意しよう。

    ストレージに長年ため込んだ膨大なファイル、管理や整理に役立つフリーソフト
  • 「ニフクラ」の負荷分散装置に不正侵入、多層防御も設定ミスで効かず

    国産クラウドの一角である「ニフクラ」が不正アクセスを受けた。対象となったのは負荷分散装置で、既知の脆弱性を悪用された。負荷分散装置を通過する通信パケットが窃取された恐れがある。脆弱性の公開からパッチ適用まで1週間かかった隙を突かれた。ネットワーク防御装置にも設定不備があり、攻撃を許した。 富士通子会社の富士通クラウドテクノロジーズは2022年5月16日、運営するパブリッククラウドサービス「ニフクラ」と「FJcloud-V」の通信インフラがサイバー攻撃を受けたと発表した。ニフクラは自社で販売展開するサービスで、FJcloud-Vは富士通を販路とした際のブランド名だ。 富士通クラウドテクノロジーズによると、インターネットからニフクラのクラウド基盤へのアクセスを中継するロードバランサー(負荷分散装置)が、第三者により外部から不正アクセスされていた。原因は、ロードバランサーのベンダーが5月4日に把

    「ニフクラ」の負荷分散装置に不正侵入、多層防御も設定ミスで効かず
  • 時代遅れの「フロッピーディスク」申請、国の1900条項がいまだに採用し続ける理由

    生産終了から10年以上がたち、一般職場や家庭でも見かけることすら珍しいフロッピーディスク(FD)。だが行政手続きを定める法令では時が止まっており、いまだ現役だ。 河野太郎デジタル相は2022年8月30日、約1900条項が許認可や届け出などの行政手続きの際に電子記録媒体を指定しているとして、これらをオンラインで手続きできるように改める方針を明らかにした。デジタル庁に置いたデジタル臨時行政調査会(デジタル臨調)が各省庁に回答を求めたうえで、2022年内にも各手続きの具体策を示す考えだ。 約1900条項が指定する電子記録媒体の7割を実質的に占めるのがFDだ。FDは2011年までに国内メーカーが生産を終了し、入手は在庫品に限られる。時代に即していない電子記録媒体を指定することは効率化を阻む点で、紙の書類や印鑑を強いる「アナログ規制」と同じだ。なぜそのような法令が約1900条項も現存し、企業や国民は

    時代遅れの「フロッピーディスク」申請、国の1900条項がいまだに採用し続ける理由
  • 絵が苦手なSEは良い仕事ができない

    絵は苦手である。うまく描けない。美術館で絵を眺めても感銘をあまり受けない。誘われて『ゲルハルト・リヒター展』に行ったが何が何だかさっぱり分からなかった。 不思議なことに子供の頃は絵が得意で好きだった。幼稚園のときか、小学校低学年のときか、50年以上前なので記憶が曖昧だが、自分が描いた風景画で当時住んでいた地方都市から市長賞を頂戴した。 その絵は額に入れ、実家に飾ってあるため、今でも時々目にする。確かになかなかだと思うし、自分で描いたという自覚もある。ところが地方都市から東京都へ引っ越しした途端、親から「一体どうしたのか」と聞かれたほど絵が下手になった。そもそも描いていて楽しくない。理由は不明である。 文章を書く仕事に就いたため絵が下手でも困らなかった。こう書きたいが少々困った。雑誌の記者になったので特集記事などに「仕掛け」が必要になる。仕掛けとは図や写真、あるいは表のことだ。特集を書く場合

    絵が苦手なSEは良い仕事ができない
  • Amazon系もGoogle系も、通信規格大統一でスマートホームに変革か

    今回の「IFA 2022」(2022年9月2~6日、ドイツ・ベルリン)で大きな注目を集めたトレンドの1つがスマートホームである。もちろん、スマートホームに関する展示はかなり以前からあった。しかし、業界関係者の期待とは裏腹に、普及とはほど遠い状況にあるのが実態だ。 その大きな要因の1つに相互接続性がある。スマートホームの規格が乱立して相互接続性がないために、ユーザーにコストアップに見合うだけの利便性を提供できていなかった。しかし、この状況が大きく変わる可能性が出てきた。スマートホームの統一接続規格「Matter(マター)」が、2022年11月ごろにも公開される見通しだ(図1)。IFAでスマートホームが注目を集めた理由はそこにある。 Matterは、無線通信規格標準化団体のCSA(Connectivity Standards Alliance、旧ZigBee Alliance)が2021年5月

    Amazon系もGoogle系も、通信規格大統一でスマートホームに変革か
  • HDDやSSDのアクセスが遅くなったら「スマート」を確認、不調原因が分かる

    パソコンの症状 HDDやSSDのアクセスが遅い HDDやSSDには、「S.M.A.R.T.」(Self-Monitoring Analysis and Reporting Technology)という自己診断情報がある。この情報を確認するには「CrystalDiskInfo」というフリーソフトを使う(図1)。 図1 ストレージの健康状態を調べるにはフリーソフトを使う。「CrystalDiskInfo」を提供元のWebページから入手し、インストールして実行する

    HDDやSSDのアクセスが遅くなったら「スマート」を確認、不調原因が分かる
  • ストレージの空き容量不足を一気に解消、気付きにくい不要なファイルを削除する

    パソコンの症状 ストレージの空きが少ない HDDやSSDは、空き領域が少なくなると速度は低下しやすい。 HDDは高速に回転する磁気ディスクに、データを読み書きする仕組み。磁気ディスクの外周と内周で、データの読み書き速度が異なり、内周よりも外周の方が高速にデータを読み書きできる。そのため、データが何も書き込まれていないHDDであれば、高速な外周から使う仕組みだが、空き領域が少なくなるにつれ、外周よりも低速な内周を使うしかなく速度が低下する。 SSDが搭載するフラッシュメモリーは、大きなブロック単位でしかデータの削除や上書きができない。エクスプローラー上でファイルを削除しても、実際にはフラッシュメモリー上に削除したデータがそのまま残り、使用不可の領域に切り替える。 長期間利用して使用不可の領域が増えると、SSDはデータを再配置し、ブロック単位で使用不可の領域を削除して空き領域を確保する。その動

    ストレージの空き容量不足を一気に解消、気付きにくい不要なファイルを削除する
  • ノーコードでアプリ内製進めるLIXIL、2万個超えでも「野良」を生まない仕組み

    LIXILはDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するため、米Googleグーグル)のノーコード開発ツール「AppSheet(アップシート)」を採用した。2022年7月29日時点で、2万個を超えるアプリケーションを内製し、このうち839個を番運用している。AppSheet活用の狙いについて、同社の岩﨑磨常務役員デジタル部門システム開発運用統括部リーダーは「(情報システム部門に該当する)デジタル部門が開発すべきシステムやアプリにフォーカスできるようにする」と語る。 LIXILがAppSheetを導入した背景には、デジタル部門の負荷増大があるという。「社内でデジタル技術の活用が進んだことにより、デジタル部門が社内の全ての案件に対応するのが難しくなってきている」(岩﨑常務役員)。そこで経営レベルで費用対効果の大きいシステムやアプリをデジタル部門が開発し、小さいものは現場が自ら開発する

    ノーコードでアプリ内製進めるLIXIL、2万個超えでも「野良」を生まない仕組み
  • 「プログラミングができないSE」は理屈として成り立つか

    システム開発にとって、システムエンジニア(SE)はなくてはならない職種だ。ただ、SEがどのような職種なのかは、企業や個人によって解釈がぶれやすい。特に「SEはプログラミングができるべきか」は、ネットでよく議論になる。今回はこれについて考えてみよう。 実は、私は日経BPに入社しなければSEになる予定だった。私が就職活動をしていたのはバブル末期のいわば「売り手市場」の時代。その後の就職氷河期に比べれば、はるかに簡単に内定をもらうことができた。 大学の専攻は生物学だったが、その方面の適性はないと判断し、コンピューター関連企業への就職を希望していた。しかし外資系企業の技術職だと、工学系以外の学生は基的に門前払いだった。 そんななか、個人での会社訪問を受け入れてくれたのが日ユニシス(当時の社名)だ。結局、私が就職活動で会社訪問したのはこの1社だけである。米Unisys(ユニシス)は、世界初の汎用

    「プログラミングができないSE」は理屈として成り立つか
    kazema_tsu
    kazema_tsu 2022/08/15
    プログラミングができる・できないとは…
  • 「何もしない」元請けのシステム開発見積もりが高すぎる、首をかしげる情シス責任者

    Q.ユーザー企業の情報システム部門の責任者です。経理や人事業務はパッケージを利用しており、カスタマイズや追加プログラムの開発は大手IT企業のA社に発注しています。実際は、A社の下請けであるIT企業B社が対応します。今回新たに、サブシステムを追加することになりました。プロジェクト体制図から見るとプロジェクトリーダーはA社マネジャーですが、この人が顔を出すのは、定例会と費用提示のときぐらいです。付き合いの長いB社がいるので困ることはありません。開発費用の原価構造は分かっており、その点から見ても、丸投げにしてはプロジェクト管理費を含めて全体的に高いと思っています。 筆者の顧問先企業での話です。質問者はIT企業出身で、費用構造をよく理解しています。なによりB社との付き合いが深いので、原価も分かっているわけです。 打ち合わせからパッケージのパラメーター設定、追加プログラム開発、導入サポートまで対応し

    「何もしない」元請けのシステム開発見積もりが高すぎる、首をかしげる情シス責任者
  • 中央集権IDから分散IDに至るまで、歴史は繰り返す

    前回の記事で見たように、現在の分散識別子(Decentralized Identifier、DID)の機能の多くを、あるいはDIDを超えるものを20年前に実現していたXRI(eXtensible Resource Identifier)であるが、一般的に使われるのにはあまりにも早すぎた。筆者が知っている実用事例としては、米軍関係のABACシステム*および野村総合研究所における研究開発システムくらいのものであった。 *ABAC(Attribute Based Access Control):属性ベースアクセス制御。役割ベースアクセス制御 (RBAC)を一般化したもので、米軍が開発した。2020年ごろからAmazon Web Services(AWS)など民生用でも少しずつ採用されるようになってきた。 「自己主権」「自主独立」を体現するOpenIDの思想 一方、XRIと並行して立ち上がったのが

    中央集権IDから分散IDに至るまで、歴史は繰り返す
  • ネットワークの至る所が「10Gビット/秒」に、高速化が進む理由

    あらゆるネットワーク環境で高速化が進んでいる。例えばインターネットへのアクセス回線の主流は、光回線を利用する1Gビット/秒のサービスだった。 だが近年では、最大伝送速度10Gビット/秒をうたうアクセス回線が続々登場している。大手ではソニーコミュニケーションズが先陣を切り、2015年にサービスを開始。2018年にはKDDI、2020年にはNTT東日NTT西日NTT東西)が後に続いている。いずれも現在は国内主要都市のみの対応だが、全国各地にも展開すると予想される。 企業や家庭のLANの高速化も進んでいる。有線LANでは、2.5Gビット/秒の伝送速度を実現するレイヤー2(L2)スイッチが1万円以内で購入できるようになったからだ。それに呼応するかのように、無線LANルーターの中にも、2.5Gビット/秒のLANポートを搭載する製品が登場している。 無線LANでは、最大伝送速度9.6Gビット/

    ネットワークの至る所が「10Gビット/秒」に、高速化が進む理由