昭和を代表する落語の名人のひとり、5代目 古今亭志ん生。多くの通人をして「志ん生でなければ落語じゃない」と言わしめた伝説の落語家です。今なお落語界でひときわ異彩を放つ彼の存在は、今年のNHK大… 第1話で、「志ん生の富久は絶品」と書かれた父のハガキを手に志ん生の元を訪れ、弟子入りした五りん。彼がシマの孫で、そして小松勝の息子であることが徐々に明かされてきましたが、39話ではようやく父の残したメッセージにたどり着きました。 五りんが志ん生に頼まれ用意した酒がウォッカだった(勘違いでウォッカを選んだ)ことから、志ん生はウォッカの思い出の地・満州で小松勝に出会った話を語り、ここで若いころの志ん生の物語は完結します。 ウォッカ一箱飲み干して意識不明に 終戦の数か月前に慰問で満州へ渡り、そのまま終戦を迎えて帰るに帰れなくなった志ん生と圓生。ここで脱走兵となった小松勝と三人でウォッカを飲む場面が描かれ
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