「羽生結弦引退報道」はなぜ人々の怒りを買ったのか 再考を迫られるマスコミ界 タグ: 羽生結弦, フィギュアスケート, コラム2022/7/28 7月18日のことでした。羽生結弦のマネジメント会社からの一報に、スポーツマスコミは騒然となりました。そこには羽生が7月19日午後5時から記者会見を開くこと、そして「決意表明の場」であることが記されていたからです。 【関連記事】羽生結弦、プロ転向でさらに際立つ存在感 スポーツメディアの「救世主」である理由 羽生は2月の北京五輪を終えてから、自身の進退について明言する機会がありませんでした。いったいどんな会見になるのか。人々の興味が注がれました。 そして日付けも変わって19日の午前3時。日刊スポーツがこのようなスクープ記事を配信したのです。 「羽生結弦引退 伝説残しプロ転向、アイスショー創設の夢も 19日会見で決意表明」 当日の朝刊は一面トップです。ス