事実上の与野党対決の構図となった東京都知事選(7月7日投開票)に食らいついているのが、前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(41)だ。若さを武器にした豊富な活動量でじわじわと浸透。情勢調査などによると、3選を狙う小池百合子知事(71)、蓮舫前参院議員(56)に次ぐ3番手につけている。X(旧ツイッター)では「#石丸伸二」が連日トレンド入りする注目度の高さ。この展開にニンマリなのが、切っても切れない間柄のドトールコーヒーだ。 25日は「ドトール」もXのトレンド入り。石丸氏効果だ。というのも、石丸氏の選挙戦を物心両面で全力支援しているのは、後援会長に就いたドトール創業者の鳥羽博道名誉会長。告示以降の石丸氏はヒモ付きなのを隠すどころか、アピールに余念がない。第一声直後にカメラの前でワッフルをパクつき、「これ、ドトールなんですよ」と宣伝に汗をかいていた。過去のX投稿でも看板商品の写真を唐突にアップしたこ
一時期、1ドル=160円を記録した円安。日本のエンターテインメント界も無傷ではいられず、深刻な人材流出を引き起こしていたという。民放編成関係者がため息まじりに話す。 【写真】この記事の関連写真を見る(10枚) 「民放キー局の20~40代の若手局員や実績のあるテレビマンらが先を争うようにNetflixやAmazon Prime Videoなどの大手外資配信系メディアに転職しているんですよ。もちろん局は公にしていませんが、今は、若手が局を辞めると聞いたら誰もが外資の配信系への転職だと考えます」 事実、つい最近も脚本家の宮藤官九郎氏とタッグを組んで「不適切にもほどがある!」などの大ヒット作を多数世に送り出した、TBSの敏腕女性プロデューサー磯山晶氏がNetflixへ転職して業界に衝撃が走った。
日本初の女性弁護士・三淵嘉子さんの人生をモデルにした、NHK連続テレビ小説「虎に翼」。伊藤沙莉(30)演じる主人公の猪爪寅子の夫、佐田優三役を好演しているのが俳優の仲野太賀(31)だ。 7月スタートのドラマ「新宿野戦病院」(フジテレビ系)で小池栄子(43)とW主演を務めるほか、2026年放送のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」で主人公の豊臣秀長役に抜擢されるなど、いま最も注目度の高い俳優の一人である太賀は、俳優の中野英雄(59)の次男で、言わずと知れた2世俳優でもある。 父・英雄の当たり役といえば、古くは1992年放送の鈴木保奈美(57)主演ドラマ「愛という名のもとに」(フジ系)で演じたチョロ役だが、なんといっても映画やVシネでのヤクザ役だろう。北野武監督の「アウトレイジ」(10年)、「アウトレイジ ビヨンド」(12年)や「日本統一」シリーズなど、さまざまなヤクザ作品で存在感を示している。そん
東京五輪を終え、やはり、大勢の観客の前で演技をしてから競技生活に一区切りをつけたい。そう決意して臨んだ2022年6月の全日本種目別選手権(ゆか)に出場し、銀メダルで有終の美を飾った。 「選手活動に未練はありませんでした。翌春に武庫川女子大の卒業を控えていて、セカンドキャリアのことも考えていました。それならちょうどいいと。でも、その1年後にこうして復帰しているんですけどね(笑)」 表舞台を去った期間に「株式会社TRyAS」を起業。現役復帰した現在はパリ五輪を目指して練習に励みつつ、社長業との二足のわらじを履いている。 「起業もそうで、誰もやっていないことに挑戦するのが好きなんです。パイオニアになりたいし、後進のためのロールモデルになることへの憧れもあります」 こう話す杉原は体操界に革命を起こそうとしている。 女子アスリートに対する性的画像問題が顕在化している昨今、体操選手が標的にされることも
NHK「ブラタモリ」は今月でレギュラー放送が終わる。「まもなく80歳になるタモリに地方のオールロケはつらい」「9年間270回近い放送でめぼしいところはほぼ行きつくした」「収録に時間とカネがかかりすぎる」などなどいろいろ言われているが、終了のいちばんの理由は実は「近ごろ面白くなくなった」ということではないのか。 「タモリさんは仕事が休みになると、以前からデジカメを持って東京都内や近郊の街歩き、坂道巡りを楽しんでいました。そのブラブラ散歩に付いて行ったら面白いんじゃないか、というのがこの番組のスタートでした。実際、見慣れた街並みに歴史の痕跡を発見したり、その土地の地学的な成り立ちを考察したりと、タモリさんの好奇心と博識に引っ張られて番組は進み、それが魅力なわけです。ところが、最近は観光案内のようなことも多くなりました。だれもが知ってるところの、だれも気付かなかった歴史・文化や地形の話が面白いの
「海外に来たわけじゃないよな」──。スキーシーズン真っ盛りの長野県白馬村を訪れた日刊ゲンダイ記者は、そう呟かずにはいられなかった。 東京から北陸新幹線で1時間半。JR長野駅に着く。県内各地へと散っていく外国人観光客のために、駅構内には英語や中国語表記の案内板が各所に置かれていた。志賀高原に向かうというインド人の旅行者4人に声をかけられ、高速バス乗り場へと連れ立った。 2月半ばの3連休初日とあって、バス乗り場は大混雑。駅から白馬まで往復しているバスの車内は乗客50人がギッシリで、補助席も最後尾から先頭まで埋まっていた。 白馬駅まではバスで約1時間の道のり。日本人観光客もチラホラいたが、聞こえてくる会話は主に英語だ。 この時期は「夏休み」に入ったオーストラリアやニュージーランドから、白馬の「ジャパウ」(ジャパン+パウダースノー)を目当てにやってくるそうだ。 白馬はバブル期に国内旅行者向けのペン
いよいよ大きな決断を迫られそうだ。 あと数カ月で開幕まで1年を切るのに、難問山積の大阪・関西万博。会場建設費と運営費は倍々ゲームで、会場までのインフラ整備費を含めると、関連費用は1兆円を突破する。 万博の華である海外パビリオン建設の遅れも絶望的。参加159の国と地域のうち、23年内に自前で建設するタイプの起工式にこぎつけたのはイタリアのみ。当初計画では24年7月中に建設を終える予定が、実現の見込みはゼロだ。英紙フィナンシャル・タイムズは〈欧州のある国は、日本最大手の建設会社から「希望通りのパビリオンをつくることはできるが、完成は万博が閉幕してから1カ月後になる」と告げられたらしい〉と報じていた。万博は無事に25年4月の開幕を迎えられるのか。 「現行計画を抜本的に見直さない限り、延期の確率はほぼ100%」とは、建築エコノミストの森山高至氏だ。こう続けた。 「会場の夢洲は大阪湾のゴミの島。想定
「いろんなことを考えて、やめてもいいんじゃないか」 「2025年大阪・関西万博」をめぐり、元テレビ朝日社員の玉川徹氏(60)が15日に放送された同局系「羽鳥慎一モーニングショー」で持論を展開。 1996年3月から東京・お台場などの臨海副都心で開催する予定だった「世界都市博覧会」(都市博)を振り返り、当時の青島幸男都知事が中止に踏み切ったことを振り返りつつ、「あれは地方博覧会だったが、やめて(行うことで)かかる費用より少なくすんでいる」などとコメントした。 都市博は「環境、防災」などをテーマに「21世紀の都市像を探る」イベントとして、1980年代半ばに鈴木俊一知事(当時)が計画を推進。だが、その後、大阪・関西万博と同様、資材高騰や建設労働者不足で予算が膨れ上がり、知事選で「開催中止」を公約に掲げた青島知事が公約通りに中止を決定。中止に伴う都の補償費用が約600億円に上ったと報じられている。
テニスの「木下グループジャパンオープン選手権」は米国の新鋭ベン・シェルトンのツアー初優勝で幕を閉じた。全米大学体協(NCAA)からプロ転向して1年目の21歳で、先の全米オープンでいきなり4強、父ブライアンは松岡修造と同世代の選手だった。 錦織圭の欠場、東京五輪金メダリストのズべレフは初戦敗退……それでも客席は想像以上に埋まった。日本のディープなテニス理解を裏付ける光景に、ダニエル太郎も驚いたという。世界ランク97位のダニエルは、西岡良仁(同44位)と共に錦織世代を代表し日米欧に拠点を作った国際派だけに、コメントは参考になる。予選で野口莉央、世界358位と対戦した。 「日本選手のレベルが上がっているのに驚いた。島袋君にしても、国内にかなりの情報と指導力があることが分かった」 今回は初戦で敗れたが、島袋将は早大卒業後にプロ転向した晩稲ながら、今年のウィンブルドン、全米の予選を突破し、今年ここま
10月15日スタートの鈴木亮平(40)主演のTBS日曜劇場「下剋上球児」で注目を集めているのが、鈴木演じる主人公の高校教員、南雲脩司の妻・美香役の井川遥(47)だ。 「井川の姉さん女房役は、明るさの中にどこか訳アリな感じがして、とにかく色気がすごいと評判です」(制作会社関係者) 「下剋上野球」は初回平均視聴率が世帯10.8%、個人6.9%とまずまずだったが、全話平均の世帯視聴率14%台の堺雅人(50)主演ドラマ「VIVANT」の直後だけに、キャストやスタッフにかかるプレッシャーの大きさは想像に難くない。 そんな中で、草彅剛(49)主演のドラマ「罠の戦争」(フジテレビ系)で政治家の妻を熱演するなど、主人公の妻役が板についている井川にかかる期待は大きいという。 井川は短大卒業後、OLとして会社に勤めたが、半年で退社。モデル活動を始め、1999年に「東洋紡水着サマーキャンペーンガール」、翌年には
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