ロシアがウクライナに侵攻してから約1か月。ロシア軍による攻撃が続き、民間人の被害が広がっています。ロシアが軍事侵攻に踏み切った背景に何があるのか。これまでの二国間関係、プーチン大統領の「ネオナチ」発言などについて、歴史社会学の観点からロシア・ユダヤ史やナショナリズム論などを研究し、教養学部でロシア・ウクライナ関係についても講じてきた鶴見太郎准教授に話を聞きました。 © Oleksli / Adobe stock ―― これまでのウクライナとロシアとの関係について教えてください。 ウクライナとロシアとの関係は、必ずしも全貌が明らかではないキエフ・ルーシ(9~13世紀、ロシア人とウクライナ人、ベラルーシ人の共通の起源とされる)の時代を別にすると、ロシア帝国の時代にさかのぼります。 現在のウクライナの大部分はそれまでポーランド・リトアニア王国の領域でしたが、東部地域は17世紀にロシアの支配下に入
平均寿命が延び、「人生100年時代」が当たり前になってきた現在。定年延長とともに、年金の「繰り上げ/繰り下げ受給」もしばしば話題に上ります。 竹田信義さん(仮名・69歳、以下同)が、老後の生活をシミュレーションして検討し繰り上げ受給を決めた経緯は、【前編】『年金を60歳から「繰り上げ受給」して、老後の生活が「崩壊寸前」な男性の悲劇』で詳述した通りです。しかし予想外の事態に見舞われ、竹田さんの老後は想定通りにはいかなくなってしまいました…。 急転直下、妻のすい臓がんが発覚 いよいよ年金の支給が始まった竹田さん。順調に働きながら2ヵ月ごとに年金を受け取り、給与が下がっても問題なく暮らしていました。 「やっぱり繰り上げて年金をもらって正解だったな」 そう思っていた竹田さんでしたが、その矢先に竹田家に大変なことが起こります。定期健診で「血糖値上昇」を指摘された妻の美江さんが大学病院で精密検査を受け
平均寿命がどんどん延びている現在、定年延長が議論される一方で、年金受給開始の繰り上げ/繰り下げもしばしば話題に上ります。しかし制度をしっかりと理解したうえで決断しないと、予想外のデメリットに見舞われる可能性も少なくありません。今回は、繰り上げ受給を選択して「年金の落とし穴」にハマってしまった男性の事例を紹介します。 70歳目前、男のため息… 「これで2ヵ月分か、また貯金を崩さないとな…」 銀行の預金通帳を見て、竹田信義さん(仮名・69歳、以下同)は、ため息をつきました。振り込まれていた年金額は、2ヵ月分で約30万円。月に約1万円の介護保険料も、しっかり2万円差し引かれています。 定年後も嘱託で残っていた会社は、70歳で退職することが決まっています。返済期間を延長した住宅ローンの支払いが毎月5万円もあり、今年の4月からは現役世代の賃金が下がったのに合わせて年金支給額も0.4%減額されるとのこ
ロシアのウクライナ侵攻によって世界はどう変わるのか。国際政治研究はどうあるべきなのか。東大で30年以上国際政治研究に携わり、今年度で東大を退職される藤原教授のロングインタビュー後編。 (取材・円光門、撮影・中井健太) 藤原帰一(ふじわら・きいち)教授(東京大学大学院法学政治学研究科) 米イエール大学大学院政治学研究科博士課程留学を経て、84年東大法学政治学研究科博士課程単位取得退学。東大社会科学研究所助教授(当時)などを経て、99年より現職。著書に『平和のリアリズム』(岩波書店)、『国際政治』(放送大学教育振興会)、『不安定化する世界——何が終わり、何が変わったのか』(朝日新聞出版社)など。 【インタビュー前編はこちら】 「アイデンティティへの疑問がナショナリズム研究につながった」藤原帰一教授 退職記念インタビュー【前編】 ──今回のウクライナ侵攻で、ロシアに対する大規模な経済制裁が行われ
多くの教え子や地域住民らに見送られ島を離れる教職員ら=25日、伊江港 【伊江】沖縄県伊江村内の3小中学校での勤務を終え、本島内の学校へ赴任する教職員らが25日、新任地に向け島を後にした。離任する教職員やその家族らを見送ろうと、伊江港には児童生徒や保護者、地域住民が大勢詰め掛け、花束や記念品などを手渡し、涙を払いながら別れを惜しんだ。 伊江中から那覇市の首里中に異動する米田幹教諭は「那覇市から伊江村に転勤が決まったときは不安が大きかったが、生徒にも恵まれ、地域の方にも協力いただいて充実した3年間だった」と話した。 33年間の教員生活に幕を下ろし退職を迎えた西小の宮城康人校長は「最高にかわいい子どもたちと夢のような時間を過ごすことができた。地域、保護者の皆さんに支えられ、3年間、幸せな時間を過ごせたことに感謝している」と語った。 午後1時にフェリーが岸壁からゆっくりと離れ、港内には長い汽笛が鳴
2022年初頭より、セキュリティ対応の強化などの理由で、サポートが終了していないモダンブラウザへのサポートを終了するウェブサイトが出てきているようです。 特定ベンダーの提供するブラウザへの依存は、Web標準の維持並びにセキュリティ面においてその水準を後退させる恐れがあると考えるため、その状況把握のために低いブラウザ互換性を表明したウェブサイトリスト(2022年版) を作成しました。 すぐにその流れが加速するとは考えませんが、その傾向把握のために当面このリストを維持していければと思います。情報提供があれば以下までお願いします。 →https://twitter.com/rkanbe/status/1508042223568719877 (追記) IMPRESS やじうまWatchで紹介され、想定よりも多くの人に見ていただいているようです。 →https://internet.watch.im
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く