2024/3/24に開催されたObject-Oriented Conferenceでの登壇資料です。 https://ooc.dev/2024/
こんにちは、ソーシャル経済メディア「NewsPicks」のむとうです。 先日から『Ghost of Tsushima』の開発者が書いた『ルールズ・オブ・プログラミング』という本をちょっとずつ読み進めていて、プログラミング熱が高まっています。この本は大きな指針を示すだけで具体の話をするものではないのですが、読み物として面白いので私も似たようなことをやってみたくなりました。 何年もこういう仕事をしているとバグが入るパターンというのが見えてきます。そしてだいたいどこに行っても何の仕事でも似たようなことをすることになるのですが、今回の話もその一つです。 構造化テキストを文字列結合で作らない、置換でいじらないというのはこれだけみると何のことか分かりづらいかも知れませんがSaaS Product Team セキュアコーディングの啓蒙 第2回 (SQL インジェクション編)の内容とある面では同じ話です。
お願い 「C10K 問題とは何か」がわかる方は是非 Issue や Twitter などで教えてください。 追記: 自分の立場 1req ごとに 1 native thread を割り当てていたら、クライアントの数が増えれば増えるほど負荷が高まるのは当然だ。ただハードウェアの性能的に余裕があっても性能が劣化することがあり、それを C10K 問題と呼ぶ。C10K 問題は fd, pid の枯渇、スレッドを固定長サイズで確保することによるメモリの無駄遣い、コンテキストスイッチコストを含む。これを解決する方法が 1req ごとに 1 native thread を割り当てない技術で、シングルスレッド+イベントループ+IO 多重化といったテクニックや M:N モデルにつながる。 追記: @naoya_ito さんに解説してもらった当時の歴史的背景 https://twitter.com/naoya
「JSON色付け係」という自虐 フロントエンドエンジニアの間では、「私の仕事は JSON に色を付けることです」という有名な自虐ネタがある。 おそらく初出は以下のツイートなのだろう(*1)。ただ、出典はあまり詳しく調べていない。 初めてこの言葉を見た時、面白い言い回しだなと思った。確かにフロントエンドの仕事にそういう側面はある。 実際、コンテンツの表示がメインのページで作業すると上記のような気持ちになる。この場合、フロントでやることといえばせいぜい日付の表示形式を適切にフォーマットするくらいだ。結局バックエンドからデータが返ってこないとフロントだけでは何もできないと思うこともある。 もちろん、フロントだけで簡潔する手書き風グラフ作成ツール excalidraw のようなものは別だし、フロントで複雑な状態を扱う部分を書いたり、フォームを使ってユーザー入力を受け付け、入力値を検証するバリデーシ
Value Objectとは何であるか? マーチン・ファウラーのPatterns of Enterprise Application Architecture(PofEAA)やエヴァンス・エリックのDomain Driven Design: Tackling Complexity in the Heart of Software(DDD)が原典であるが、PofEAAではこう切り出している。 When programming, I often find it's useful to represent things as a compound. プログラミング時は物をcompound(合成物)として表現すると便利なことがしばしばある。 例えば2次元空間上での座標のように複数のメンバ(属性)を持つ物は便利である、と。しかしそれらを比較する方法は一意ではない、そこで Objects that a
/** * 疑似コード */ //直前でIDを指定して取得したのにも関わらず const someEntity = someRepository.findById('some-id'); //Entity自体の存在確認をするのは良いが... if(!someEntity) throw new Error('SomeEntity not found'); //IDの存在まで確認しなければいけないのがなんかダサい。。 if (someEntity.id) { //someEntity.idを使った何かの処理 } 理想的には、 Repositoryに渡すとき(saveなど)はIDが発番されていないくても良い Repositoryから抜き出すとき(findAll, findByIdなど)はIDが発番されていることが保証されている というモデルを実現したい。 ということで、TypeScriptのUn
いろいろと考える機会があったので、備忘録としてまとめておく。 システムにおける堅牢性とは何か。 それは、壊れにくいこと、破綻しにくいことだと思う。 では、破綻しているとはどういう状態なのか。 システム全体の複雑さが増していって開発者がコントロールするのが難しくなること。 その結果として、いつの間にかバグが埋め込まれてしまって全く予期しない形でシステムが壊れてしまう、という現象が発生しやすい状態であること。 末期まで行くと、変更を加えること自体が困難になる。何かを修正すると別のところが壊れてしまうという状態になっており、身動きが取れない。 破綻を生み出す原因として何があるか。 頭のなかを整理しきれていないが、思いつくもの。主にフロントエンドの話。 考慮しなければならない要素が多すぎる 状態管理が難しく、複雑性を増している UI(コンポーネントなど)が状態を持っている 様々なコンポーネントが
開発室の雑談。営業側のマネージャが言うには 「今のプロジェクトで自動テストの導入を試みている話をしたら、XXXさんのところでも過去にいくつか導入を試みたけどもみんな上手くいかなかったって話になって」 なるほど? まあ確かに自動テストはシステム開発にとって魅惑の技法ではあるものの、では導入がうまくいっているか? というと普及率は低いと言わざるを得ない。私がお手伝いしたプロジェクトでは、元請け側から自動テストをやるお達しが来たわけだが、紆余曲折あって掛け声倒れのような状態になってしまった。 ビジネス書の煽りタイトルのような本件だが、古式ゆかしき受注生産の業務システム開発プロジェクトに自動テストを導入しようとして失敗する事例を聞いたので、僕なりに分析して見出した要素を挙げておこうと思う。 V字モデル ソフトウェア開発の手法としてV字モデルというものがある。 オーダーメイドでシステムを作るにあたっ
Corporate & Communications Address:- A-143, 9th Floor, Sovereign Corporate Tower, Sector- 136, Noida, Uttar Pradesh (201305) | Registered Address:- K 061, Tower K, Gulshan Vivante Apartment, Sector 137, Noida, Gautam Buddh Nagar, Uttar Pradesh, 201305
Microserviceの分割の仕方について語られているものを収集します。 microservices.ioのサイトに載っている分割パターンは4つ。ただし「自己完結型サービス」と「チームごとのサービス」は、直交していないので大きくは「ビジネスケイパビリティでの分割」と「サブドメインでの分割」の2つ。 ビジネスケイパビリティでの分割 https://microservices.io/patterns/decomposition/decompose-by-business-capability.html 現在の業務機能にしたがってサービスを分割する。 したがって、コンウェイの法則にしたがった分割とされる。 サブドメインでの分割 https://microservices.io/patterns/decomposition/decompose-by-subdomain.html DDDのサブドメ
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます Googleが、「Android」アプリの開発方法をビギナー開発者に教えるオンラインコース「Android Basics in Kotlin」を開始している。 KotlinはGitHubで最も成長の早いプログラミング言語の1つとなっている。GoogleがAndroid開発でKotlinを最優先の言語としていることも一因となっているかもしれない。Googleは、「Google Play」のトップ1000アプリの70%以上でKotlinが使用されているとしており、さらなる未経験者がこのモダンなプログラミング言語を学習することに期待しているようだ。 AndroidチームのデベロッパーアドボケートのKat Kuan氏は同社のブログで、「このコー
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く