はじめに 前回の記事でAWS CLIコマンドのJSONデータをjqコマンドで操作したら大変便利だったので紹介します。 jqコマンドとは JSONデータをsedやgrep、awkのようにデータ抽出、変換、集計してくれるツールです。 AWS CLIのの出力形式は、複数の出力形式がサポートされていますが、デフォルトではJSONで出力されます。 AWS CLIでも--filtersや--queryを使えば抽出や変換できますが、AWS CLI以外のJSONデータ(公開されている様々なAPIが、ほぼJSONで出力)を操作するとき、jqコマンドのようなツールを覚えておくと便利かなと考えました。 公開API(例) 使い方 jqは各種OSにインストールして利用できます。今回はmacOS Catalinaにインストールした環境で操作していきます。 バージョン確認コマンドが出力されればOKです。 % jq --
AWS CLIを使う上で、JSONパーサjqはとても強力です。 例えば「あるEC2インスタンスが含まれるELBは何と何か」を調べようと思ったら、 $ aws elb describe-load-balancers | \ jq -c '.[][] | [.LoadBalancerName, .Instances[][]]' こうして得られた一覧からgrepしてやれば良いですし、 ["api-elb","i-2939xxxx","i-0387ba542xxxxyyyy"] ["local-elb","i-b983xxxx","i-e6d0xxxx","i-2939xxxx","i-9477xxxx"] : 「あるRDSパラメータグループを使っているRDSは何か」を調べようと思ったら、 $ aws rds describe-db-instances | \ jq -c '.[][] | [.D
こちらの記事は ケーシーエスキャロット Advent Calendar 2020 の20日目の記事です。 昨日は aooki さんの WMS の地図画像を Google Map 上に表示する でした、クロスブラウザ問題まだまだあるんですね…。 さて皆さん、aws cli は使用していますか? AWSコンソールで見れば手軽に状況や結果は確認できますが、複数の確認を行う時はポチポチを複数行わないといけませんよね。 そんな時、aws cli を使用すれば、複数の結果を json でひとまとめで確認できます。 …が、結果が多数あると確認作業が大変なことは変わりません。 例えば、aws ec2 describe-instances のコマンドを使用すればインスタンス情報が取得出来ますが、色々な情報を出力されすぎて対象のデータを目視で探し出すのも大変です。 そんな時、jq コマンドを使用すれば特定の情
sedとyqでゴリ押すシェルスクリプトを準備したらAWS CloudFormationでもループ処理ができました。 AWS CloudFormationでループ処理させたいな こんにちは、のんピ(@non____97)です。 AWS CloudFormationを使って同じようなリソースを作る際にループ処理があれば良いなぁと思ったことはありますか? 私はあります。 ループ処理はマクロやAWS CDKを使えば対応可能ですが、以下のような要件がある場合は難しいです。 AWS CloudFormationもしくは、AWS SAMを使う必要がある ループして作成されたリソース毎にパラメーターが異なる ループ処理をするマクロの例 そこで、完全な力技ですが、シェルスクリプトを使って、入力されたパラメーターの数に応じてCloudFormationテンプレートファイルを動的に変化させてみました。 構成の紹
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く