ひとり遊び 投げますよ! 夢中でねずみを追いかけていった。 じゃ私はその間、コタツでひと休みさせてもらおうっと。 ところがネズミを転がしているうちに、ソファの下の狭い隙間に入れちゃったらしい。 前足を突っ込めば突っ込むほど、ネズミは奥深くへと押し込められる。 え? ネズミ出せって? 承知しました。 ソファの下に手を突っ込んで、手探りでさがしてみた。 ソファの下からネズミが出てくる瞬間というのが、うちの猫たちにはたまらなくワクワク感があるらしい。 さっきまで静観していたアオイまで、いそいそとやってきた。 猫たちの目はキラキラ。 こんな風に期待を込めて注目されると、それに応えなくちゃいけないんじゃないかと プレッシャーを感じてしまうじゃないか。 で、ちょっとドラマチックに、弾みをつけて ピョコンとネズミを飛び出せてみた。 おおーっ! って、猫が思ったかどうかはわかりませんが。 もうソファの下に