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ブックマーク / btomotomo.hatenablog.com (19)

  • 映画「PERFECT DAYS」鑑賞記 ──人間にとっての幸福とは何か── - Blue あなたとわたしの本

    Blue あなたとわたしの 258 稿は先月投稿しました「『PERFECT DAYS』を観てきた。頭から離れなくなる映画だった。vol.1 vol.2 vol.3 」を1にまとめ、若干の加筆修正を加えたものです。 映画「PERFECT DAYS」をもう観られただろうか。あなたがどういった感想を抱くのか、とても興味がある。もしまだ観られていなかったら──ネタバレもこれから書いていくので──鑑賞後にこの文章を読んでもらってもいいのかもしれない。 真っ白な状態で映画を観てみたいとお考えなら。 役所広司演じる平山さんの最後のあのシーン。 車中、正面からの大写し。その変化する表情の演技をどう解釈するかによって、観た人の持っている価値観・人生観が浮き彫りになるようだ。 人によっては、「 平山は自らの生活をやはりみじめだと思っていた。だからラストで涙するのだ」と捉えるらしい。何人かからそういった感

    映画「PERFECT DAYS」鑑賞記 ──人間にとっての幸福とは何か── - Blue あなたとわたしの本
  • 「PERFECT DAYS」を観てきた。 頭から離れなくなる映画だった。 vol.3〈完結〉 - Blue あなたとわたしの本

    Blue あなたとわたしの 257 そして翌朝のラストシーンがくる。 清掃するトイレの待つ、渋谷区へ向かう車中の平山のアップ。なぜ平山さんは目に涙をためるのだろうか。泣き笑いのような表情になるのか。感情がせわしなく行き来しているように見えるのだろう。 当に、自らの生活をみじめだと感じているからだろうか。私はそのようには思えなかった。平山の日常で直前に起こったことといえば、姪のニコや、妹・ケイコとの再会だ。そして、小料理屋のママの元夫・友山との出会い。それにより、平常は「いま・ここ」のもたらす静かな幸福を感じているであろう平山の心は過去や未来を行き来しだす。 過去にあった実家との揉めごと。浮かび上がるいくつかの場面。父親との激しい応酬。受けた心の傷。その父親もいまはホームにいるという。親を100パーセント憎める子どもなどいない。愛憎相半ばするから苦しい。それは涙もにじむだろう。 姪っ子の

    「PERFECT DAYS」を観てきた。 頭から離れなくなる映画だった。 vol.3〈完結〉 - Blue あなたとわたしの本
    kazuhiro0214
    kazuhiro0214 2024/03/25
    PERFECT DAYS、猫みたいな生き方ですね。ごはんと寝床と、たまにちょっとしたおもちゃがあったら幸せ。みたいな。
  • 「PERFECT DAYS」を観てきた。 頭から離れなくなる映画だった。 vol.1 - Blue あなたとわたしの本

    Blue あなたとわたしの 255 映画「PERFECT DAYS」をもう観られただろうか。あなたがどういった感想を抱くのか、とても興味がある。もしまだ観られていなかったら──ネタバレもこれから書いていくので──鑑賞後にこの文章を読んでもらってもいいのかもしれない。 真っ白な状態で映画を観てみたいとお考えなら。 役所広司演じる平山さんの最後のあのシーン。 車中、正面からの大写し。その変化する表情の演技をどう解釈するかによって、観た人の持っている価値観・人生観が浮き彫りになるようだ。 人によっては、「 平山は自らの生活をやはりみじめだと思っていた。だからラストで涙するのだ」と捉えるらしい。何人かからそういった感想を聞いた。私はそのようには受け取れなかった。 もちろん映画小説の解釈は人それぞれだし正解はない(年齢や境遇によっても変わるだろう。この映画はとくにそうだと思う)。製作陣や作者には

    「PERFECT DAYS」を観てきた。 頭から離れなくなる映画だった。 vol.1 - Blue あなたとわたしの本
  • 思考は現実化してるし、夢も叶ってる。あなたとわたしがそれに気づいていないだけなんだ。 - Blue あなたとわたしの本

    Blue あなたとわたしの 254 タイトルを、「一瞬にして幸せになる方法」とどちらにしようか悩みました。どちらでもよかったと思います。 人っていうのは、すでに叶っていることよりも、まだ叶っていないことに意識を向けがちだと感じます。叶ってることって意外と多いんですよね。思考がすでに現実化していることって、多い。「いやいや、それがしていないんだよ」って人は言うかもしれないけど、それって、その人にとっての〝究極の目標〟であったりするんです、まだ現実化してないのは。でも、アレもアレもアレも叶ってるでしょ? って聞くと、やっぱり叶ってるんです(笑)。 これってどういうことかって言うと、いかに人が叶っていない事柄にばかり目を向けて日々を送ってるかってことです。コップに水が半分だけ入ってる例がよく挙げられるけど、入っていない半分ばかりに注目してるってこと。半分入っているどころか9割満たされていたとし

    思考は現実化してるし、夢も叶ってる。あなたとわたしがそれに気づいていないだけなんだ。 - Blue あなたとわたしの本
    kazuhiro0214
    kazuhiro0214 2024/01/24
    猫がそばにいるだけでそれは幸せですね。2024年もあっという間に過ぎちゃいますよ。
  • 一生 夏休みを過ごす簡単で強力な方法 ──もう「普通」はやめようよ── - Blue あなたとわたしの本

    Blue あなたとわたしの 253 けっきょくさ、 あなたの人生で何が起ころうともさ、 ポジティブにとらえて 喜んでいればいいということです。 いいことが起これば そりゃ喜べるだろうけど、 不愉快なことや嫌なことが起こってるのに ポジティブにとらえて喜ぶなんて 普通はできないでしょ、って あなたは言うかもしれない。 そうだね。 でもさ、 あなたとわたしだからさ、 もう「普通」は やめてもいいんじゃないかなぁ。 もう「普通」はやめようよ。 不愉快なことが起こって 不愉快だと感じて 不愉快な反応しても もっと不愉快なことが 押し寄せてくんだよなぁ。 当てつけみたいに。 だから 喜びのほうへ 意識を向けよう。 ポジティブな気持ちになれる 「大好き」なことに サッ、と焦点も切り替えよう。 ──「問題」が起こったとき、 「で? それが何か?」とつぶやくという 〝裏技〟にも時には救われます。 技、は

    一生 夏休みを過ごす簡単で強力な方法 ──もう「普通」はやめようよ── - Blue あなたとわたしの本
    kazuhiro0214
    kazuhiro0214 2023/11/06
    一生なつやすみ、それはそれですぐに飽きそうですが。猫なぞはずっとなつやすみですよ。少しはあやかりたいものです。
  • いつか文章になるその日まで - Blue あなたとわたしの本

    Blue あなたとわたしの 248 いつも文章のことを考えている。 朝、目覚めると、文章のことを考えだす。 文章が書けるから、ベッドから出ようかと思う。 日中も文章のことを考えている。 夜、ベッドの中でも文章のことを考え、 眠りの中でも、文章の新しい技術・表現を思いつくことを願う。 日語、というのは、まだ完成されていない言語です。 ひらがな・カタカナ・漢字の組み合わせの効果。思想としての句読点。係り受けのさらなる探求。文末のバリエーション。過去・現在・未来、時制の移動。リズム、スピードのコントロール。人称のポシビリティー。無窮文体。 無限の、とてつもない可能性が残されてる。 それらを、追い求めたい。 言葉をさわらせてもらえること。 言葉をつつめること。 言葉をそっと移動させられること。 言語を尊重し、 言語に感謝し、 言語を楽しめること。 文章のことを考え、 言葉をつづれることが嬉しい

    いつか文章になるその日まで - Blue あなたとわたしの本
    kazuhiro0214
    kazuhiro0214 2021/09/22
    🐾猫のあしあとも文章なのです。伝えたい事ですから。
  • 「イエス・バット(yes but)法」で夫婦仲・カップル仲が良くなるんです! - Blue あなたとわたしの本

    Blue あなたとわたしの 247 ご夫婦のお話をよく聞かせていただきました。 一時期、そんな機会が多くありました。 「ケンカが絶えない」と、みな仰るのです。 「実はこうこう、こんな感じでね」とご主人が言われます。 すると間髪をいれずに奥さまが、 「あなた違うでしょ! こうこうこうでしょ!」と返される。 「お前、ちがうだろ! こうだろう!!」 「いぃィイー! あなたこそ間違ってるわー!!」 そして声をそろえてこう聞かれます。 「どうしてケンカが絶えないんでしょう?」 ── そら絶えんやろと。 少し大げさに書きましたが、ほんとこんな感じなんですよ。 「イエス・バット法」は、営業シーンでよく使われる話法です。 相手の発言を、「当にそうですね(yes)」といったん肯定し、「でも(but)」と自分の伝えたいことを〝そのあと〟に言うトークスキル。「そうですね(yes)」といちど理解を示されていま

    「イエス・バット(yes but)法」で夫婦仲・カップル仲が良くなるんです! - Blue あなたとわたしの本
    kazuhiro0214
    kazuhiro0214 2021/09/16
    そうそう。否定から入る人っていますね。「て、言うかぁ」といいつつ同じことを言い換えてるだけの人も。否定して自己満足以外の何の得があると言うのでしょうか。まあ、かかわらないようにするのが吉ですね。
  • 諸君、狂いたまえ!【重要なお知らせ】 - Blue あなたとわたしの本

    Blue あなたとわたしの 246 みなさま、お久しぶりです。お元気ですか? お元気でいらっしゃるといいなぁ。 あ、ちなみにさ、タイトル。【重要なお知らせ】。これ、ツリだから。 びっくりしたぁ? ヽ(´▽`)/ 🌞 いや、びっくりするかなぁ、思って。アクセスも伸びるかなぁ、思って。 ごめんね。そない【重要なお知らせ】はないねん。 ── あ、最後のほうにちょっと、あるかな。 でもツラれる、ってことはさ、「Blue〜」に少しはご興味がある、ってことだからさ、ゆっくりしていってくださいね  (*´v`*) 。 しばらく更新が途絶えてたじゃないですか? 3ヶ月!? そんなに止まってた?! そういうときはさ── 以前もそうだったけど── 小説を書いているんです。小説を書いてると、ほかのものがつづれなくなる── そんな傾向が、あります。自分のホームグラウンドはやっぱり小説かな、と思う。「Blue〜

    諸君、狂いたまえ!【重要なお知らせ】 - Blue あなたとわたしの本
    kazuhiro0214
    kazuhiro0214 2021/09/10
    【重要なおしらす】
  • 最上の思考は孤独のうちになされ、最低の思考は混乱のうちになされる - Blue あなたとわたしの本

    Blue あなたとわたしの 245 「はぐれ者」であるということは利点もあります。 「はぐれ者」は自分ですべて決めます。こういう選択をしたら皆(みな)にどう思われるだろうか、と気を揉むこともありません。自分で情報を集め、自分の頭で考え、自分はどうしたいのかに的(まと)をしぼります。直感にも耳を傾けます。そう、直感が大事になってきます。 自らの当の気持ちを知るためには、こんな手法もあるようです。「コイン・トス」の変わった方法。コインの表が出たら A、裏が出たら B、とまず決めます。そして放る。出た表裏(おもてうら)に注目するのではありません。B ならB の側が出たときに、自分が〝どう感じたか〟に集中するのです。「あぁ、B が出てしまったか」と暗い気持ちが湧いてきたのなら、あなたの心は A、という選択をしたいのかもしれません。自らの意がわかりづらいとき、こういった手法を使ってみるのもい

    最上の思考は孤独のうちになされ、最低の思考は混乱のうちになされる - Blue あなたとわたしの本
    kazuhiro0214
    kazuhiro0214 2021/06/08
    どちらかというと流され者です。ぷかぷか。
  • 異種動物さんたちが仲良くしている動画を観るのが好きだ。 - Blue あなたとわたしの本

    エッセイ Blue 34 発端はなんだっけかなぁ? ちょっとよく思い出せないんですけど。柴犬ととか、そんなものだったんじゃないかなぁ? YouTube でたまたま目にしてさ。ものすごく仲良しで── 。もう、度肝を抜かれてさぁ。それともちろん、なんてかわいいのだろう、って。素晴らしいのだろう、と。いとおしいのだろう、って。心を打たれました。そしたら、「おすすめ」にいっぱい出てきたんですよ。仲良しのと鳥さんとか、とウサギさん。とニシキゴイ。とかわうそさんとか、とおさるさんなんかもね。僕は好きなのでどうしてもちゃん中心のラインナップになっちゃったけど。 もうね、いろんな異種動物さんたちの仲良しさんたちがいるわけですよ、この世界には。仲良しのちゃんとハムスターまでいるんだぜ! ハムスターって── ネズミ科じゃん? 僕はね、なんて言うか、この世界も捨てたもんじゃないなって感じました

    異種動物さんたちが仲良くしている動画を観るのが好きだ。 - Blue あなたとわたしの本
    kazuhiro0214
    kazuhiro0214 2021/06/03
    鳥かごを運んでいる猫様がすてき。
  • 日々が文章でありたい。 - Blue あなたとわたしの本

    つぶやき Blue 18 雑事があったりして、一行も文章を書けないで終わった日は、一日をムダにした気がする。悲しくなる。 お金になろうがならなかろうが、それも関係ないみたい。とにかく文章を、文章作品をつづっていたい。 そうすることによって自分を、他者を、楽しませたいんだ。自身も没頭できるし、そして他者に喜んでもらえる可能性も生まれるわけでさ。その可能性が、心に安らぎを与えてくれるんだよ。 誰かを、うん、楽しませたいんだよなぁ。 だからけっきょく自分は、他者がいてくれるから、今日も生きているわけで。生きていられるわけで。生きていこうと思えるわけで。 あなたがいてくれて、生きていてくれて、当にありがとうと言いたいのです。 あなたは何をやって、誰かを楽しませたいですか? それがうまくいくといいね。僕のことを楽しませてよ。 あなたと、誰かが、あなたの作り出すものを楽しむといい。 不安を忘れるとい

    日々が文章でありたい。 - Blue あなたとわたしの本
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    kazuhiro0214 2021/04/26
    人を楽しませるのは難しいですが。とりあえずは、まず自分を楽しませられるかでしょうか。
  • 風景という名の入り口 - Blue あなたとわたしの本

    エッセイ Blue 33 自分のためだけの風景というものがある。あるいは、自分のためだけの風景だと思える風景がある。そんな景色に出逢うと、すぐにそれとわかる。一年に数えるほどしかない。二、三回もあれば上等だろう。友人といっしょのときにそんな風景とめぐり逢うと、できるだけ早いうちに、その場所へ戻ることにしている。今度は一人きりで。予定は何も入れない。真っさらなスケッチブックのような一日のなかで、特別な景色と向かい合う。単独にならないと、五感や六感を全開にすることはできない。風景のほうも、自らを開け放ってはくれない。当に「見る」ことをしないと、それは訪れない。当に「聴く」ことをしないと、それは聴き取れない。待つ。この時間も、良いのだ。だから何も描かれていない白紙の一日を用意する。 やがて風景は、内気な少年や少女が警戒をゆるめるように、まばゆいその美しさを徐々に見せてくれるようになる。 空が

    風景という名の入り口 - Blue あなたとわたしの本
  • もっとフィクションを! 僕たちには〝ウソ〟が必要なんだよ。 - Blue あなたとわたしの本

    Blue あなたとわたしの  243 けっこう浮世離れした生き方をしている人間だから、「現実的になれ!」、「おまえは社会を分かっていない!」、みたいなことをずいぶんと言われてきた。まぁ、大して分かりたいとも思わないんだけどね。とくに「社会」なんてものは。あっち向いてこっち向いてるあいだに様変わりしてしまうものでもあるし。「現実」、なんてものはそもそも誰も知らないし。 なに? 「現実」って?  じつは誰も知らないってことを知らない人間がいるだけでしょ、って。 ── だから大切なことは、どこだか分からないココで、どうやって可能なかぎりラクに、楽しく生きていくかってこと。僕にとってはね。関心のあるのは、そこ。 昔からフィクションが好きだった。マンガから始まって、映画小説、演劇、どれも好き。もちろん音楽も。プロレスも好きだよ。合気道や空手をかじったことがあるから、プロレスがリアルファイトじゃな

    もっとフィクションを! 僕たちには〝ウソ〟が必要なんだよ。 - Blue あなたとわたしの本
    kazuhiro0214
    kazuhiro0214 2021/02/01
    嘘と分かっていても引き込む魅力があるのが本物の作品ね。
  • 人生に「スリーノックダウン制」はない - Blue あなたとわたしの本

    Blue あなたとわたしの 241 夢を追い続ける、ってことはさ、 別にスゴいことでもなんでもなくって、僕たちの場合、 「まとも」と呼ばれる生き方に、どうしても 馴染み切れないから、 違和感を覚えるから、 身も心も神経も〝もたない〟から── むなしく感じたりなんかもしてしまうから── なんとか自分を助けるために、 自らの命を救うために、 居場所を手に入れようと、 自分にとっての現実=夢、を掴もうと、 がんばってるところはあると思うよ。 「叶ったらいいな」じゃなくて、 叶わなかったら死ぬしかないっていうかさぁ。 でも死ぬ気はないっていうさぁ。 自分の居場所に、 24時間 居たいんだよなぁ。 あぁ、ここが自分の居場所なんだ、って 心から思えるその場所に── 。だから、 挑戦し続けるしか道はないわけです。 夢、を、現実、に シフトさせるまで。 そう、 すべての夢を、さ。 「智(とも)さん、夢っ

    人生に「スリーノックダウン制」はない - Blue あなたとわたしの本
    kazuhiro0214
    kazuhiro0214 2020/11/25
    七転び八起きですね。自分から寝ていたらダメですが。
  • 洗濯物を干すのが好きだ - Blue あなたとわたしの本

    エッセイ Blue 32 洗濯物を干すのが好きです。なんて言うか、忘我になれると言うんですか? いや、忘我になるのとは違うな。 納得のいく〝干し〟を完成させること以外、考えなくなるんです。洗濯物を干しながら、「生きる意味とは何だ?」とかって、洗いあがった衣類を入れたカゴをなぎ倒しながらそのへんをのたうち回って苦しむ人、あんまりいないじゃないですか? 思考が、洗濯物を干すこと、だけになります。これってちょっとした解放感。 それに僕、かなりキチンと干すんです。それは見事ですよ。 物干し竿にTシャツとかをぶら下げる間隔も定規で測ったようにピッタリです。洗濯バサミがいっぱい付いた四角いやつ、あるじゃないですか? 「ピンチハンガー」って言うんでしたっけ? あれなんかに下とかを下げるときも、対にしてシンメトリーにしないとイヤなんです。カゴの中から同じ色のを探し出します。乾いたら取り込むんだからどんな

    洗濯物を干すのが好きだ - Blue あなたとわたしの本
  • 最も明るい真夜中を歩く - Blue あなたとわたしの本

    Blue あなたとわたしの 238 真夜中、 一人で散歩をするのが好きだ。 何時間も歩く。 足を交互に出すにしたがい、 そのまま 昇っていくような、 陶酔にも似た、 自由を感じる。 これ以上ないほど 一人になれる。 いや、違うな。 一人にはなれるのだが、 星々を散りばめた 夜空そのものに抱かれているような、 星空そのものを抱いているような、 不思議な 一体感も 覚えるんだ。 夜を 移動しながら、 あなたのことも想う。 同時代を生きる、 あらゆるの人のことを想う。 バラバラでいながら、 ひとつに繋がっているような、 もともとひとつだったような、 切なくも 温かい、 神秘的な感銘だ。 いまも 結びついているような。 照らし合っているような。 そう、 僕たちはきっと、 光を放つ 鎖のように 繋がっている。 生者とも、 死者とも、 大いなる何かとも。 僕は、 そんな、 すべてとひとつになって、

    最も明るい真夜中を歩く - Blue あなたとわたしの本
    kazuhiro0214
    kazuhiro0214 2020/08/15
    来年は普通の夏が過ごせることを祈るばかりなのです。
  • 心が傷ついた時に読んでほしい話「仕事編」 - Blue あなたとわたしの本

    Blue あなたとわたしの  237 今回は、心が傷ついた時に読んでほしい話です。とくにお仕事関係で傷つかれた時に。 例えば、あなたが仕事で何かミスをしたとします。それで誰かに叱られたり、きつい言葉を浴びせられたとする。当然あなたは傷つきます。でもね、ミスをするのは仕方ないんですよ。誰だってミスをします。叱られるのもいいんです。失敗もしなければ叱られもしないとなると、知らず知らず人は傲慢になっていきます。他者を見る目も厳しくなり、思いやる心を忘れていきます。気を張り続けているからミスがないわけで、あるポイントでプツン、とちぎれる人も出てきます。 時にはミスをしてもいいんです。叱られてもいいんです。良くないのは── 「やっぱり自分は駄目なんだ」と、その方向に思考が行ってしまうこと。 「自分は駄目」、じゃないんです。「とった行動」や「そのやり方」の何かに誤りがあっただけです。全人格を否定され

    心が傷ついた時に読んでほしい話「仕事編」 - Blue あなたとわたしの本
  • 「インターネット無料マンション」って、いいかも? - Blue あなたとわたしの本

    エッセイ Blue 31 引っ越し、完了いたしました。 たくさんの方に、「良いおうちが見つかりますように!」といったコメントをいただきました。心からお礼申し上げます。当にありがとうございました。 まずまずのところへ移れましたよ。また京都にしたんです。いっそカナダにでも行っちまおうかとも思ったんですけど、「なんでカナダやねん」と思考の突っ込みが返ってきまして。「まぁ、そうやなぁ」と思い、また京都にしました。行動力、とんでもなく落ちてます。でもなんだかんだ住みやすいんですよね、京都って。たいていのものはありますし、どこへだって自転車で行けますでしょ? 人付き合いは── 独特のムズカシさはあるのかもしれませんけど。あんまり人付き合いもしませんしね、僕。 そんでね、マンションにしたんですよ今回。久しぶりの共同住宅。けっこう一軒家が続いてたんですけど、 一軒家って、町内会とかわずらわしいこともある

    「インターネット無料マンション」って、いいかも? - Blue あなたとわたしの本
  • 秘めやかな願望を明かすと、 - Blue あなたとわたしの本

    つぶやき Blue 15 自分は孤独癖がある人間なんだけど、それに反して── 反してないのかもしれないけど── 人を認めたい、尊敬したい、心を開き合いたい、愛し合いたい、みたいな気持ちもすごくあるんです。異性とか同性とか、年齢・国籍、そんなことは関係なく。 すごいなぁ、って尊敬の念を抱きたいんだ。そしてできれば尊敬し合いたい。そんな願望はむしろ、たいていの人より強いんじゃないかと思うよ。でも、そういう関係性ってなかなか結べないから、だったら一人っきりでもいいやって、なってるんじゃないのかって、最近ちょっと、思った。 誰かと、尊重し合いたいなぁって思います。 とても、思うな。 近日中にもう2投稿予定です。 「エッセイ Blue 31 『インターネット無料マンション』って、いいかも?」と、 「Blue あなたとわたしの 237 心が傷ついた時に読んでほしい話」です。

    秘めやかな願望を明かすと、 - Blue あなたとわたしの本
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